1970 |
WWII当時の高角砲などの空薬莢は、戦闘後どのように処理されていたのですか。 特に日本軍の場合は資源の問題もあり気になります。陸軍の大口径砲の空薬莢はまた違った処理が行なわれていたのでしょうか 長10センチ |
- 回収し、内地に還送出来る物は、再生して又薬莢になります。
ただし、鉄薬莢は屑鉄になります。
雑学研究家
- 言葉足らずでした。再生とは溶かして、圧延し板にし、新たに薬莢を作り直す事です。
雑学研究家
- ゴミレスですが・・・。
現在の海上自衛隊においても、洋上射撃を行った際の空薬莢は、80%以上の回収が義務付けられています。(5吋砲用から六四式小銃・M1911の薬莢まで全て)
当然、鉄薬莢は屑鉄ですが真鍮製のものはリサイクルされます。
残りの20%は、「海中落下」として書類処理の後、灰皿に加工されたりしています。
3吋砲の空薬莢は灰皿に、40mmは一輪差しに最適だと言われております。
海自3曹(退職)