1968 |
J・F・ケネディ暗殺について、彼の頭部を撃ち抜いた弾丸が何処から発射されたかが争点となっていますが、フィルム映像の中で被弾の瞬間頭が後ろにのけぞっている事から、公式発表による教科書ビルからの狙撃が疑わしいものとなっていますよね。映像の中で彼の額の辺りが吹き飛び、脳らしきものが露出していますが、銃弾が正面から命中し、後頭部から貫通したとするならば、弾の入口がそのように吹き飛んで大きな傷口を作ることはあるのでしょうか? 確か後頭部の銃創はゴルフボール大と言われており、前頭部のは映像を見る分にはそれよりも大きく見えます。 普通弾丸の入口は小さく、飛び出た箇所は大きいというイメージを持っておりましたが。後ろにのけぞっているのだから前から打撃を受けたのだ、という強い印象のせいか、瞬間の銃創の出来方から銃弾の方向を推測するというアプローチはあまり見受けられなかった気がします。(もっとも私の浅学ゆえかもしれませんが) 銃創の入口が弾丸口径とほぼ同径であるというような一般のイメージは嘘なのでしょうか? もちろんライフル弾とFMJピストル弾、ホローポイントピストル弾とによって大きく異なるでしょうが… ぶしつけなる長文で申し訳ありません! 新兵 |
- あまり深入りするつもりはありませんが、興味を持たれるであろうページを紹介しておきます。
CARCANO HOMEPAGE http://attila.stevens-tech.edu/~glibera1/carcano/
カルカノ 6.5mm の軍用弾は人体に対する貫通力が高く、骨などに当たらない限り素通しで抜けて貫通銃創となることが多いそうです。のちに開発された 7.35mm 版は弾頭の重心が後ろ寄りに設計され、着弾時に横転して傷口を広げるよう配慮されたとか。
...The only fault that one might level against the 6.5 X 52 as a military cartridge is that it had relatively humane terminal ballistics. The very long, blunt nosed bullet coupled with the fast twist rate of the gun resulted in a bullet that was very stable with a very high resistance to tumbling. The cartridge was known to have inflicted many Through and through wounds, just leaving a small wound channel. The bullet typically would not tumble inside its・target unless it encountered something hard such as bone. When it did tumble the wounding effect is well known.
ささき
- ささきさん感謝します。
ちょっと補足させて下さい。質問に余計なことを書きすぎました。申し訳ありません。端的には銃創についての質問でして、事件について論議を持ちかけるようなものでは一切ないのであしからず。すみませんでした。
新兵