1956 |
旧帝国海軍の魚雷次発装填装置が、二本目の発射準備完了となるまでに要した時間はどの程度でしたか。 発射諸元の算出等の要素は除いて、単純に二本目が装填完了となる状況で教えて下さい。 長10センチ |
- 訓練や実戦での実績数値は持ってないので他の詳しいレスに譲りまして、概略だけ。
公称では90秒と言われてます。
白露から甲型までの一番連管は魚雷格納框が左右に分かれていて、二本ずつ装填ですから、4射線完全装填には3分かかるわけですか。
まなかじ
- 十二年式三連装発射管 18秒 睦月型
十二年式三連装発射管改一 18秒 特型
八九式連装発射管 20秒 高尾型
九○式三連装発射管一型 16.6秒 最上型、利根型
九○式三連装発射管二型 23秒 初春型
九二式四連装発射管一型 17〜20秒 改装後の重巡 阿賀野型
九二式四連装発射管二型 32秒 白露型以降
これは発射管後扉開放状態で、次発魚雷が装填可能な状態にある状況で、発射管内に次発魚雷を押し込む時間です。
一般に、左右どちらかに90度向けていますので、装填位置への旋回、扉開閉時間(約10秒)、発射位置への旋回が加わります。
十二年式発射管の場合は予備魚雷を発射管まで持っていく作業が必要なので事実上次発装填は出来ません(航行中には困難)
発射管の旋回は往復1分少々と見積もられてますので、最初の発射から二発目の発射までは理論上最短時間は1分半程度と計算されていました。
SUDO
- ありがとうございました。
長
- ありがとうございました。
長10センチ