1949 |
朝雲新聞のサイトに載っている去年の国際観艦式のページで、礼砲交換を行う横須賀陸警隊の画像が載っているのですが、この礼砲として使われている砲の正体は何でしょうか? ・http://www.asagumo-news.com/2002kankan/101717.gif ブラック・タロン |
- 写真見た感じの印象なんですが、米軍の3インチ砲MK22ではないかと思われます、二世代ぐらい前の手動装填式のもので、つい最近まで訓練支援艦「あずま」で使用されていたものと同じでは無いかと。
海上自衛隊創生期に引き渡されたPFの主砲がこれだったはずで、日本製綱所でも54式76ミリ50口径砲砲として国産化されています、おそらくどっかから取り外して使っているのではないかと思われます、誰か詳しい人フォロー願います。
ooi
- 実は私も この砲について知りたかったのですが、↑のサイトの写真と まったく同じ写真が Jシップスの10号の26ページに大きく鮮明に載ってます。参考まで。
にわとり
- 横須賀陸警隊の礼砲は、50口径3インチ単装砲3基が観音崎砲台に装備されています。
もともとは、米軍の軍艦に装備されていたものを譲り受け、1962年(昭和37年)に設置したとあります。
陸警隊では、通常2門の砲を交互発射して、残りの1門は故障時等の予備として待機させているとの事です。
クリスティー
- ちなみに、この写真でも、
中央の砲が発射し、奥の砲は射撃準備らしく砲尾に隊員が取り付いています。
それに対し、一番手前の砲は、班長が自分の砲を見ずに、他の砲を注目しています。(奥の2門の間・後方の指揮台に立った隊長を注視している?)
これは、他の砲がトラブルを起こしたら、即座に対応するための措置と思われます。
この場合、手前の砲が待機配置なのでしょうね。(隊長の配置も、実動砲門の間)
クリスティー