1928 |
陸上自衛隊は62式7.62mm機銃を廃止してミニミに切り替え中の様ですが、基本的に防衛が主任務の自衛隊が小口径の機関銃だけで大丈夫なんでしょうか。 ブラン |
- ”MINIMI”はSAW(分隊支援火器)ですので、本格的なGeneralPurposeMG(多用途機銃)に較べて、
持続発射速度は低く、有効射程も短い(700mぐらい)、弾丸威力もやや劣る機銃ですが、
その前任の”62式7.62mm機関銃”に較べるもなく実用銃であり、実質戦力UPになり得るものと考えます。
*”62式7.62mm機関銃”が本格的なGPMGと言える品物かどうかは、各自判断下さい。
最近の”MINIMI”の調達数は、毎年約200丁前後ですが、上記短所を補うものとして、
”12.7mm重機関銃M2” も近年ライセンス国産化され これも毎年同数近く調達されている様です。
(M2は分隊火器ではないけれど)
補足.
”62式7.62mm機関銃”は、その兄弟機が”74式車載7.62mm機関銃”として、継続生産されています。
住○重機さんは、ホクホクでしょう。
こんな感じの回答で宜しかったでしょうか。
軌跡の発動機?誉
- 米軍などは7.62mmの遠射性能や弾頭威力を重視して、小隊より上の部隊単位の7.62mm汎用機関銃(M60、M240=FN MAG)と分隊単位の5.56mm機関銃(M249=ミニミ)を併用しています。しかし、陸上自衛隊がミニミ導入後の7.62mm汎用機関銃をどのように位置付けようとしているのかは(米軍に倣って上位部隊等で運用するか全面廃止か)情報不足でいまいちはっきりしません。
個人的な考えとしては、機種はともかく7.62mm汎用機関銃自体はまだ不要にはならないと考えますが・・・
ちなみに、62式機関銃の兄弟である74式車載7.62mm機関銃は、陸自の装甲戦闘車両の車載用だけでなく、海上自衛隊のSH-60J/K哨戒ヘリコプターにもドアガンとして搭載されるようになっています。
ブラック・タロン
- 62式機関銃の後継として開発だけはされたみたいですが、採用される気配は全く無いです↓。
>http://homepage2.nifty.com/tosateppoutai/GSDF/Equipment/Traial/Traial06.jpg
>http://homepage2.nifty.com/tosateppoutai/GSDF/Equipment/Traial/Traial04.jpg
ガンヘッド507
- >ガンヘッド507様
上の方の機銃なんですが、弾倉挿入口の大きさからみて5.56mmのものに見えるんですが。(いえ、イチャモンつけるわけではないんですが)
居眠り将軍
- >4
ええ、以前にもブラックタロンさんにも同様の指摘を受けました(参考サイト内では詳しい説明が無かったです)。
そこで、採用されなかった国産の7.62mm口径の試作機銃と5.56mmの試作機銃があり、実際には62式機関銃の口径としてMINIMIが採用されたということは、今後の機関銃の選定に強く反映されると思うのですが、以後国産の機関銃が採用される可能性が非常に低くなってしまったと私は考えるのですが・・・。
ガンヘッド507
- >4&5
議論ボード向きな余談ですが・・・
2でも書きましたが、陸自が7.62mm汎用機関銃の位置付けをどのように考えているのかわからないので、今後62式機関銃の後継機が検討されるかどうかはまったく不透明です。7.62mm車載機関銃との兼ね合いもありますし(もっともこれも今後開発される装甲戦闘車両では12.7mm重機関銃に一本化される可能性が考えられるけど)。もし検討されるなら個人的な一押しはFN MAGですが・・・
ブラック・タロン