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1926 プルトニウムの毒性についての質問です。

通常爆弾の爆発でプルトニウムを撒き散らす、いわゆる「汚い爆弾」を「ならずもの国家」やテロ組織が使用することが懸念されていますが、そもそもプルトニウムが人体に対してどの程度の毒性を示すのかを調べてみようとしたところ、どうも日本語のwebページには信頼できる根拠を挙げたものが見当たらないようです。

どなたか、信頼できるデータを示した資料をご存知ないでしょうか?

OPD

  1. 原子力安全白書のHPですが、この程度の解説では不十分ですか?
    政府公刊物販売所で売ってますし直接入手することも可能ですが。
    http://nsc.jst.go.jp/hakusyo/hakusho05/2-1-3.htm
    アリエフ

  2.  「プルトニウムの安全性評価」 松岡理 日刊工業新聞社 ISBN4-526-03333-2
    にプルトニウムの人体への影響が詳しく記載されています。高価(15,000円)な上にどうも絶版になっているようなので、入手は困難かと思われます。図書館で探す事をお勧めします。
     ただしこの本は原子力技術者向けの専門書なので、放射線に関する技術的な知識がないと読めません。
    TETSU29

  3. ありがとうございます。

    「プルトニウムは超猛毒」という噂を確認したく、致死量などの定量的な資料を探していたのですが...
    どうやら化学的毒性は重金属並みで、肺に吸入された場合の放射線の影響も、過去の事故の追跡調査では発癌性に関して因果関係が確認できない、と言う事のようで。

    「超猛毒」という噂(デマ?)は、どこから出たのだろう?

    OPD

  4. 沢田健二主演映画「太陽を盗んだ男」のなかでの説明ではないでしょうか?
    Navy

  5.  確か、ギネス・ブックに「最も毒性の強い元素」としてプルトニウムが載っていましたが(致死量が砒素の数十分の1だったと記憶しております)。
    安井 賢一

  6. その後、医学知識のある在米の友人にも調査を依頼したところ、ここ
    http://www.vanderbilt.edu/radsafe/9406/msg00034.html
    に載っていた致死量の比較では、

    プルトニウム(経口) 500 mg
    プルトニウム(吸入) 25 mg
    シアン化水素 50 mg
    パラチオン(有機リン系殺虫剤) 100 mg
    ヒ素 120 mg
    ボツリヌス毒 5 E-5 mg (0.05マイクログラム)

    であり、また、疾病管理・予防センター(DCD)のサイトでプルトニウムに関する資料が公開されていることがわかりました。
    http://www.atsdr.cdc.gov/toxprofiles/tp143.html

    さらに「プルトニウムは超猛毒」というデマは、マンハッタン計画において、プルトニウムの生産現場で労働者を脅して安全な作業手順に従わせるため、および(おそらく)より多くの予算を獲得するため、に当局によって流されたのではないか、ということです。
    http://www.vanderbilt.edu/radsafe/9406/msg00036.html


    やれやれ...
    OPD

  7. 致死量がシアン化水素の半分というなら、プルトニウムが猛毒なのは間違いないのでは。
    どのへんからが「超」猛毒となるのかよくわからないですが。
    (N)

  8. 発ガン性という視点からはどんなものでしょう。
    発ガン率が数年内に100%という数値であれば、超猛毒と称してもいいか
    と思いますが。
    ま、いずれにしても、猛毒には変わりありませんね。

    ガンクレージー


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