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いつもお世話になっております。今回はスモークディスチャージャーについての質問です。前にブラッドレーがスモークを発射しているシーンを見たことがあるのですが、そのときスモークは上空で破裂し、その破片が地面に落ちてその破片から少しずつ煙が発生していました。ところが先日たまたま陸自の車両(どの車輌かは不明)がスモークを発射しているシーンをみたところ、スモークは上空で破裂すると同時に一気に煙が広がっていました。スモークにはどのような種類があるのでしょうか?よろしくおねがいします。 蒼坂 |
- 陸自で使用している76mm発煙弾は、空中で弾体が破裂し、くだけた発煙剤が燃えながら落下します。
落下した発煙剤は地上でも発煙し、発煙時間を稼ぎ、また燃焼による赤外線の放射で、戦車から発する赤外線の遮蔽(攪乱)をします。
74式60mm発煙弾はどうだったかな?
ウリ
- ブラッドレーの物は日本の76mm発煙弾等と同じ赤燐等を主剤とした重めの物です。
上空で破裂し一気に煙が広がる物は黄燐発煙弾と呼ばれるものです。
74式60mm発煙弾はこれです。
焼夷効果もあることから、戦車砲用発煙弾としても使われます。ただ煙覆効果は肉眼による監視妨害の効果はあってもサーマルにはまったく効果ありません(丸見え)
他には、煙を吐きながら飛んでいくタイプ(フランス)もありますが、HCなどを主剤に使っています。
後は、排気管に燃料を噴霧し発煙させる装置があります。ロシアの戦車やアメリカ、イスラエルなどが採用。
>黄燐発煙弾
はいどーも
- ここ(御時世でキャッシュ)http://www.google.co.jp/search?q=cache:H5iG738c2icC:www.adtdl.army.mil/cgi-bin/atdl.dll/fm/23-1/ch1.htm+smoke+grenade+m76&hl=ja&ie=UTF-8
をみると、ブラッドレーのものは、煙幕のL8A1/A3と対赤外線のM76の混載。
バツ
- 私が見たのは74式60mm発煙弾のようですね、皆さん回答ありがとうございました。
蒼坂
- 黄燐発煙弾、甘くて良い匂いですね。すきっ腹には結構堪えました。
ぺっか