1912 |
オートマチックの拳銃が普及した時代、軍刀の使い道を教えてください。 ジパングファン |
- えーと・・・・・・御質問の文面の解釈によって、回答は異なった物になると思います。
つまり、
1.「オートマチックの拳銃が軍用として一般的になったのはいつ頃か、その頃から軍刀の使い道はどう変化したか」
2.「オートマチック拳銃が普及したのはいつ頃か(軍・民間を問わず)、その頃から軍刀の使い方はどう変化したか」
3.「オートマチック拳銃が普及したこの時代(現代)、軍刀の使い道はあるのか」
の、どの意味で質問されたのでしょうか?
とりあえず、3.であれば「儀礼用」という事になるでしょうが・・・・・・。恐らく1.か2.の意図で質問されたのだと思いますが、そうなるとまた違ってきます。
軍用としてのオートが普及したのは、大体第一次大戦以前、という事になるでしょうか?
勿論、帝政ロシアのナガン、米軍のS&W・M1917やコルト1917、英軍のウェブリィや、第二次大戦でのエンフィールド等のリボルバー使用例、反してロシアでもマウザーC96等の様々な輸入オートを、英軍でもウェブリィ製オートやM1911(.455仕様)を装備していた事を踏まえて、です。
杉村徹
- 質問文のニュアンスから、質問者の方は「鉄砲のほうが刀より強いんじゃ」
という発想から、「日本軍は、いらないものを何で持ってるの?」という質問を
されたのではないかと推察致します。おそらく漫画「ジパング」に出てくる
日本軍の軍刀と自動拳銃の関係について、疑問に思われたのかと。
僭越ながら、ジパングファン様の他の質問文なども拝見した上で、申し上げ
ますが、他人にものを尋ねる時は、礼を欠かないよう、丁寧に書かれたほうが
よいかと思いますよ。解答者の皆様も、自身の貴重な時間を割いて、資料を
調べ、解答してくださっているのですから、貴方も他人が理解できるような、
誤解のない、失礼にならない質問文を書くよう、時間を割いて頂ければ、と
愚考致します(まずは、過去ログに目を通されることをオススメします)。
ご質問についてですが、傭兵をしている友人によれば、10mぐらいの距離
なら、拳銃より刀剣のほうが使い勝手がいい(拳銃は点の打撃だが、刀剣は
線の打撃なので捉えやすい)とのことです。軍刀の使い勝手はわかりませんが。
高村 駿明
- 第二次大戦中の米兵が、左手に拳銃、右手に軍刀を持った日本軍士官を目撃しているそうです。
これは日本軍が、米軍陣地に夜間切り込みをかけた時に目撃されたとのことです。
拳銃の種類は記載してありませんでしたが、自動拳銃の可能性が高いと思われます。
SAW
- 冷戦時代ソビエトの技術将校をしていた知り合いに軍刀を見せてもらった
ことがありますが、ピカピカ光ってかっこ良いのですが刃はついてません
でした。
zuku
- ゴミレスですが…
日本軍では拳銃と軍刀のどちらにするか?と悩んだ末の事か、
軍刀の握把に自動拳銃を組み込んだ例がありますね。。。
papanambu
- >5
逆です。南部式自動拳銃に軍刀の刀身を取り付けられるようにした例ならあります(米アバディーンの博物館かどっかで展示されているらしい)。ただし、これが軍の正式な試作品だったのか、どっかの技術者の私的試作だったのかは判然としていないようです。
ブラック・タロン
- まあ「合体」と云う意味でどちらがメインかと言い争うのも何ですが…
「試製拳銃付軍刀」と云う名称なので軍刀ベースとさせて頂きました。
大正10年7月に陸軍技術本部が騎兵学校の意見を取り入れて東京砲兵工廠と
瓦斯電気工業が試作をしています。
南部小型ベースと開発中の14年式ベースがあった様です。
結局二兎を追うもの…の例え通りにボツになりましたが。。。
ブラックタロンさんも博物館に展示されているのをご存知ですか!
私は20年程前の雑誌掲載写真に小さく写っているのを見た記憶がありますが、
これがどこの博物館で、上記のどちらかは忘却の彼方に去ってしまいました…
papanambu
- >6&7
展示されている(た?)のはアバディーンに間違いありません。Papanambuさんの言われる雑誌記事は、当時Panzerに連載されていた木俣二郎氏の「世界の博物館見て歩記」というような題名のだったかと思います。
Sampon