1901 |
初質問です。 具体的にオートマチック・リボルバーとはどのようなものなのでしょうか?一応調べてみたんですが、どうにもイメージが沸きませんでした。どなたか詳しくお教えください。 july.20 |
- 現在手元に資料が無いので記憶モードで失礼します。
「オートマチック・リボルバー」は、発射の際の反動で弾倉(当然レンコン形)が
銃身部分もろとも後退し(普通の自動拳銃のスライド部が後退するイメージ)
その際に弾倉の回転とハンマーのコッキングが行われる物です。
弾倉の外周にはカム溝が彫られています。
後退〜前進時にこのカム溝によって弾倉が回転する仕掛けです。
「別冊GUN PART4 世界の名銃」の「世界の珍銃」コーナーに写真が載っていたはずです。
吠電
- Webley Fosbery Automatic Revolver で検索してみてください、結構情報が出てきます。
http://www.cruffler.com/historic-january01.html
ここに簡単な作動原理が出ています。吠電さんのおっしゃるようにフレームが上下に2分割され、銃身と弾倉を持つ上部ユニットが発射のたびにガチャコン、ガチャコンと前後に動いてハンマーコック/シリンダ回転を行うモノです。
記事にはメーカーの宣伝文句、発売当時のユーザーの反応、そして第一次大戦における評価なども記されていますので、興味があれば英文の障壁を突破して読んでみてください。
ささき
- 詳細な回答ありがとうございました。
最近マテバがマイブームガンなのですが、オートマチック・リボルバーというところでつまずいてしまっていたので。
大変助かりました。
july.20
- 余談。すでに過去の遺物となったはずのオートマチック・リボルバーですが、イタリアのマテバ社は2001年頃に射撃競技向けとして口径.357Mag./.44Mag.のオートマチック・リボルバーを発売しています。2で挙げられているオートマチック・リボルバーの代表格ウェブリー・フォスベリーと同様に上部フレームが後退してハンマーを起こすと同時にシリンダーを回転させる仕組みですが、その作動メカニズムがウェブリー・フォスベリーとは多少異なっているのが設計上の興味深い点です。
なお、この銃についてはGun誌2001年11月号で床井雅美氏がレポートしているのでご参考に・・・
ブラック・タロン
- おっと、そのマテバの銃がご質問のきっかけでしたか。蛇足でしたね(^^ゞ
ブラック・タロン
- 訂正です・・・
>「別冊GUN PART4 世界の名銃」の「世界の珍銃」コーナーに写真が・・・
は誤りでした。
同書籍の中にウェブリー&スコットのコーナーが有り、その中にウェブリー&フォスベリー
が掲載されています。
お詫びして訂正いたします。
ささき様>
フォローありがとうございました。
吠電
- ダーディックピストルも、「オートマチック・リボルバー」の範疇に入れましょう。
http://www.securityarms.com/20010315/galleryfiles/1300/1358.htm
*混乱させちゃいましたね。
軌跡の発動機?誉