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私、先日警備員としてデビューしたのですが。現金輸送の任務に就くときにやはり防弾チョッキを着用するらしいのですが、中に9ミリほどの防弾鋼鈑が入っているから安心しろと言われたのですが、トカレフとか今(昔からか)出回っている威力の強い拳銃に対して有効なのでしょうか?確か前に警察がトカレフに対応できないから新式の防弾チョッキを購入したというニュースを見たのですが、同じ程度の強度がないと心配です。現にうちの会社、去年 一人撃たれました。両足に一発づつ。この場合は防弾チョッキ意味ありませんね。 警備員 |
- トカレフは口径はともかくとして貫通力が高いため、防弾チョッキの中でも割とハイグレードな方でないと、防げないらしいです。
ところで、防弾チョッキを貫通させる目的で開発された弾丸(確か4.73mm弾だったかと)もあります。もちろん、これは警察特殊部隊が防弾チョッキを着用した犯人に対抗するために開発されたもので、厳重に管理されています。日本にはまず出回ってないでしょう。
YF−23A
- その防弾ベストが『トカレフ対応仕様』かどうか上司に尋ねてみるのが一番早いかと思いますが、厚さ9mmほどの防弾鋼板を縫い込んでいるとのことであれば、トカレフを含めた主要な拳銃弾やある程度のライフル弾には対応できると思われます。ただし、距離や初速によっては貫通する可能性もあるので、完全に有効とはちょっと断言しきれないところがあります。
なお、察しが付くかと思いますが、防弾ベストは銃弾そのものをストップさせることはできても銃弾の持つ運動エネルギーは防げません。よって、防弾ベストを着けていても被弾すればその衝撃で打撲等のダメージを負う可能性がありますのでご注意ください。質問者様の勤務中にそんな事態が本当に起きないことを祈っておりますが・・・(;^_^A
ブラック・タロン
- すいません・・・。何だか、いたずらに質問者様の不安をあおるようなレスになってしまいました・・・。お詫びすると共に、職務中の安全を祈願します。
YF−23A
- >1
防弾ベストを貫通する目的で開発された小口径高速弾としては、FN P90用の5.7mm×28弾やH&K MP7用の4.6mm×30弾等があります。いずれもライフル弾薬の小型版的な代物です。言うまでもなく使用銃・弾薬共に軍・公用オンリーとされ、民間への販売は行われていません。
ただ、昨今の警察や軍隊の対テロ特殊部隊等では、既存の小口径高速ライフル弾(5.56mm/5.45mm)を防弾ベストに対抗できる弾としてそのまま使用しているところが主流であり、上で挙げた特殊高速弾のシェアは伸び悩んでいるのが現状です。
何はともあれ、ご質問者様が安全に職務に励まれるようお祈りいたします。
ブラック・タロン
- 様々なご意見ありがとうございます。早速上司に弾丸の貫通力について尋ね、判らないようでしたらトカレフの初速と装甲板の種類を確認し、自分で計算をしてみたいと思います。幸い装甲貫通のデータが手元にあるのでそれを元に計算してみたいと思います。まあ、頭を撃たれたらそれまでですが、皆様にまた生きてお会いできることを楽しみにしております。多分よっぽど運が悪くなければそんな事態には遭遇しないでしょうが・・・。せめて相手の武器がナイフや小口径の拳銃であることを祈ります。レスしてくださった皆さん、ありがとうございました。
警備員
- >5.幸い装甲貫通のデータが手元にあるのでそれを元に計算してみたいと思います。
警備員さんは、その様なデーターをお持ちで、貫通力計算が出来るのですか? では何故、ここに質問されたのかな〜?
さて、トカレフ弾(7.62mmX25)或いはそれ以上のパワーの弾に耐える防弾ベスト(ボディーアーマー)に関しては、
この手に詳しい方にお願いするとして、私見無しで、トカレフ弾の貫通力のみ、具体データーを示します。
トカレフ弾(7.62mmX25)≒モーゼル弾(7.63mmX25)
http://home.snafu.de/l.moeller/7,63_Mauser.html
Table 1 Shottests : 表1 射撃テスト より・・・・・(いずれも射距離不明ですが)
・0.8mm厚軟鋼板・・・・・7枚貫通、8枚目にダメージ。
・モミの木・・・・・・・・・・深さ245mm貫通。
・クラス3防弾チョッキ・・・・深さ13.5mmでマッシュルーム停弾。
別の手持ち資料では、
・22mm厚乾燥松板・・・・・11枚貫通・・・・射距離4.5m。
以上、警備員 さんのお仕事の参考にどうぞ。
軌跡の発動機?誉
- 「防弾ベスト」「トカレフ」で検索すれば貴社で使用している防弾ベストが載っているかも知れません。
ガンヘッド507
- Body Armor等の防弾レベルは、N.I.J. STANDARD 0108-01で、規定された
ものが、世界的に見ても標準的なもののようです。
・N.I.J. STANDARD 0108-01
http://www.securico.co.jp/data/NIJ_p.html
上の規格のIIIですと、下記URLの1/4インチ(6mm)Steel Rifle Platesで
いけるようです。警備員さんの防弾チョッキは、8mmの防弾鋼鈑が入って
いるということですので、よほどのだめ防弾鋼鈑でない限り、それなりの
防弾効果は期待できるかと思います。
http://www.bulletproofme.com/Body_Armor_Accessories_RIFLE_Protection.shtml
http://www.bulletproofme.com/Ballistic_Protection_Levels.shtml#Rifle_Levels_Chart
ちなみにIIIですと、7.62mm×51を15mの距離で、5発までは貫通されない
ことになっています(なお、着弾間隔は4インチ以上離れていること)。
トカレフ弾は、7.62mm×25だから、IIIならば、至近距離でも、ほぼ確実に
止められると思います。ただ、衝撃−荷重は伝達されますので、死なない
かもしれませんけど、大怪我はするかと思います。
いちのへ
- おお、ガンヘッド507さんの言うとおりに検索してみたらありました。しかもかなり軽量、通気性も抜群。鉄板による防弾よりポリアラミド繊維、たぶんこれが防弾能力を高めているのだと思いますが・・・。それとも防刃かな?いずれにしてもわが社の防弾チョッキとは違うようです。うちのはかなりかさばってました。しかもいかにも鉄板で防御しているぞといわんばかりの角ばりかた。社に申請してみます。ただ防弾チョッキを着ているぞという示威行為の面もあると思います。おそらく犯人もあの防弾チョッキは貫通できる!などという緻密な計画を立てる人間も少ないでしょうから。最後に回答していただいた皆様にお礼を申し上げます。
警備員