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1860 ドイツのウルブツルグレーダーでしたっけ。あれは捜索用レーダーなのですか?ある本によると波長と出力の関係で射撃管制用にはあまり使われなかったと書いてあるのですが・・・。実際のところ対空射撃用に使われるレベルのレーダーの波長と出力を知りたいのですが。お願いします。
10番

  1. ウルツブルグは射撃管制用だったはずです。

    波長50cm(周波数600MHz)、探索距離40km、測距精度+−20m。
    出力に関しては、資料が自宅にあるので、今すぐには判りません。

    参考資料『幻のレーダー・ウルツブルグ』(津田 清一、CQ出版、2002復刻、絶版)


    OPD

  2. ご回答ありがとうございます。しかも名前間違えてました。お恥ずかしい。波長50cmですか・・・。探索距離40km、測距精度+−20m・・・。う〜ん微妙な数字ですね。探索距離はまだしも左右のびょう頭(漢字が出てこない)が悪いのがレーダーの特徴ですしね。88ミリの威力じゃ少し力不足かも。でも事実連合軍の空軍は昼間に限ってかなりの被害を出していたようですし。イギリスは後期は夜間爆撃専門になってしまったし。ということは全ての高射砲がレーダーを装備していた訳じゃないと?やはりレーダーを装備した基準砲があってそれを基に弾幕を張っていたのでしょうか?それとも夜間の被害が少ないのは迎撃機が少ないし機上レーダーもチャフで惑わされたからなのでしょうか。質問に次ぐ質問ですいません。
    10

  3. 詳しくはありませんが、とりあえずこちらのページ
    http://village.infoweb.ne.jp/~okamuray/othersQ.html
    をどうぞ。
    OPD

  4. >1 のつづきです。
    前掲書によると、高低精度、方向精度とも+-1/3°、パルス周期3.75KHz(IIF作動時5kHz)、パルス幅2μs、終段出力管の出力が8kWとありますが、空中線電力については記載がありませんでした。(一定距離における電界強度は空中線電力と空中線の利得の関数ですから、単純に出力だけでは比較できません。)

    また、本体・アンテナ・2名の操作員(「機長」と「助手」)は架台の上で360°旋回可能な形体で、機長はアンテナの指向方向をに向かって顔を出しており、敵味方が入り乱れての戦闘状態でも肉眼で敵機を確認しながらCRTに示される複数のレーダー反射波の中から目標機のものを選択して方位・腑仰を修正し精密測距を行う、とのことですので明らかに射撃管制用ですね。
    OPD


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