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ソノブイについての質問です。 過去ログを調べた結果、ソノブイは使い捨てで最後は自沈するものだと知りました。 そこで質問です。ソノブイはなぜ使い捨てにするのでしょうか? 海中の状況を電波で伝えているのなら、ソノブイの浮遊している位置もわかるので回収できるのではないでしょうか? ぜひ教えてください。 赤雪 |
- 回収して整備して再利用するより、使い捨ての方がトータルでコストや信頼性が高いからだと思います。
昔いた会社ではラジオブイを取り扱っていましたが、そのオーバーホールは大変でした。
また、方向探知器やレーダーでブイを探して回収する作業は簡単ではありません。たとえば太平洋のど真ん中で、人間より小さい明細が施されたブイを探すんですよ。どれだけの時間と手間がかかるのか・・・
kazz
- 回収の手間もですが、どうやって回収します、固定翼機は海面に着水出来る訳じゃ無いですね、ヘリですか?船ですか?まさか水上機や飛行艇?
その為に貴重なヘリや船をわざわざ回収の為に用意するべきでしょうか。
いいえ、ヘリは潜水艦を追い詰める為や艦艇の支援に数は幾らあっても足りませんし、対潜哨戒機の広大な哨戒地区を回ってそのブイを回収して回るような船ってどうやって確保します?
飛行艇や水上機ならどうだって?回収の為にわざわざ回収の為の機構を付けた飛行艇や水上機と人員を配備するわけですか?
と、お考えになると、元々弾薬の様に撒かなくては行けないものにわざわざ回収の為のコストをかけるのは得策かどうかわかってくるかと思います。
むしろそっちにコストをかける位なら、1回こっきりの使い捨てにしその1回こっきりでの信頼性を高め使用コストを下げた方がトータルで見たら安く付くという事ではないでしょうか。
ooi
- 余談
ソ連海軍が西側のソノブイを「回収」してる写真を見た
ことがあります。
浮上した潜水艦のセイル横の僅かな隙間を利用して、セイ
ルにぴたりと背中を張りつけて立ちすくむ(ように見えた)
海パン一つの男性が「回収員」でした。(一応命綱はセイ
ル上から延びていました。)
その時の海上はものすごい大波が発生する大荒れの状況
でした。
彼が回収に成功したのか生還したのか判りませんが、どちら
にしても勲章ものだと思ったものでした。
SAW
- 駄レス
Pー3Cの唄い文句に1機で四国の面積がカバーできるという
のがあったような気がするのですが、そうなると四国の面積
を捜索してソノブイを回収しないといけなくなる?
SAW
- 回答してくれたみなさん、ありがとうございました。
やはりコストの面で不可能だったのですね。
これで胸のつっかえが取れた気分です。
赤雪