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砲の内径と砲弾の直径は等しいのですか? ak |
- ライフル砲の場合、ほぼ等しい部分とそうでない部分の2つが砲身にあります。砲弾に回転を与え安定性を持たせるライフリングの谷の部分は砲弾直径とほぼ等しくなっています。一方山の部分は若干砲弾直径より小さくなっており、砲弾のふちに食い込んで、しっかりとした回転を発射する砲弾に与えるようになっています。
Sgt
- とある時期のとある砲弾。
毘式、41式45口径14吋砲用砲弾
砲口径 355.6mm
肩部径 354.825mm ±0.75 (354.90〜354.75)
中部径 351.1mm +3.1 -0.0(354.2〜351.1)
下部径 354.2mm +0.2 -0.0(354.4〜354.2)
とまあ、こういう感じで、日本海軍の砲弾は、一種のコークボトルな形になってました。砲弾は砲身内部を通れないと困るので、ほんの僅かですが、砲身よりも小径になっています。
砲弾下部の外側に導環が出ており。そこがライフリングに食い込み、砲弾は肩部と導環以外は砲身内に接触しない構造になっていました。
徹甲弾なんかは、この肩部も非常に強固な構造ですので、砲身とそこが接触してるので、発射のたびに砲身のライフリングが磨耗する事になるわけです。
SUDO
- まず、下記URLの最初の方をお読みください(こんなこともあろうかと以下略、By真田さん)。
・口径の話
http://sus304l.hp.infoseek.co.jp/faq/bore.htm
それから、一般的な砲弾(榴弾)の形状は、下記URLをご覧ください。
・75式155mmりゅう弾
http://jda-clearing.jda.go.jp/kunrei/i_fd/iz1975c2538.html
・74式自走105mmりゅう弾砲りゅう弾の形状
http://jda-clearing.jda.go.jp/kunrei/i_fd/iz1974xc2536.html
こんな感じです。
いちのへ
- >3.口径の話 ・・・・”銃の旋条寸法と弾丸径”
この値をよく知っているな! と思ったら、以前、私が、いちのへ氏の質問に回答した数値ですね。
以下、注意点。
1.項目 ”●口径の基本” 「銃の場合、弾丸の直径は、口径よりも若干大きめである。」
この文は、「銃の場合、弾丸の直径は、谷径よりも若干(0.01 〜0.03mm)大きめである。これを弾丸緊塞度と言う。」
と修正した方がよいです。 そうでないと、スカスカのライフリング溝から、燃焼ガスが勢いよく漏れてしまいます。
2.そうすると、項目 ”銃の旋条寸法と弾丸径” ルガーP08 (9mmパラベラム弾)のグルーブ径(谷径)9.10mmと
弾丸径9.01mmを見比べるとスカスカで、おかしいですね。 イエス、おかしいのです。例として掲げるのには適しません。
以前の回答の時にも少々触れましたが、ルガーP08 登場の頃、弾丸は、現在の銅被甲材と材質がやや異なり、
白銅(Cupronickel:硬度大、銃身に対しては良くない)であったので、1.で説明した現代の弾丸緊塞度の概念と
相異しています。 又、腔圧上昇を避ける為に、故意にスカスカとした事も充分考えられます。
(トグル機構は、高腔圧遅延には向きません)
よって 現代の9mmパラベラム弾を使用するけん銃、短機関銃の弾丸緊塞度とは、相異していますし、
今の世にトグル機構の銃は存在していないでしょう。
では、今は? 各銃メーカーのノウハウによりますが、
「弾丸の直径(9.01mm)は、谷径よりも若干(0.01 〜0.03mm)大きめである。」をヒントとします。
(詳細値の公表は、公の場では控えさせて頂きます。)
軌跡の発動機?誉
- 軌跡の発動機?誉さま>
そうです。ご教示頂いた数値です。その節はありがとうございました。
ああ、貴殿からご教示頂いたデータであることを明記するべきでした。
考えが至らず、申し訳ありません(深謝)。
また、ご指摘ありがとうございます。
ご指摘の内容に納得です。そのように修正します。
そうしますと、良い例のデータ(ルガーP08以外の)お持ちでしょうか?
ご教示頂けると幸いです。
以上、今後ともよろしくお願いいたします。
いちのへ
- ありゃ。
>(詳細値の公表は、公の場では控えさせて頂きます。)
なんですね。
ということは、良い例の件は、お教え頂けないということになりますね。
つまらない、依頼をして、申し訳ありません。
いちのへ