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1764 旧日本軍の大戦中の無線機は航空無線に関しては「使えた」「あまり使えない」という話を聞くのですが
1、陸上基地
2、車両用
3、地上部隊用
4、艦船用
の無線機ではどうだったのでしょうか?
ポトリオット

  1. 質問の幅が広すぎて答え難いのですが、一般的には必要な実用性は有ったと思います。この種の話題は兎角、米国製の無線機と比較され語られる事が多いのですがこの比較を一般的に語るなら米国製の方が優れていたと言えるかと思います。
    その差の内容は回路技術よりも素材(部品)また機構設計の差が大であったと思います。
    あえて追記しますと、無線機の運用には電源が不可欠で有り、現地との通信が途絶えた場合、機器の故障も有るでしょうが、電池や発電機の燃料が無くなり通信不可のケースも多かったのではと推察します。
    錦単子

  2. アメリカの通信機が優れていたと言う話にはFM無線機の導入量も関係有ると思います。
    アメリカは民用のFM放送が一歩先んじいていましたから(1933年発明、1938年に実験放送開始、日本に実験及び実用放送は戦後)、FM受信機の数も、FM通信機をある程度扱える人間の数も多かったと推察できます。

    トップレベルの通信機では各国差はあまり無いでしょうけれど、普及、末端レベルではFMの使用量はアメリカが一番多かったんじゃないかと思います。

    FMとAMの性能差はラジオ(特にカーラジオ)を聞いてみればすぐにわかります。
    たまたまFMに関係する事の無かった旧日本軍人がアメリカのFM通信機を使ってみたら大変ショックを受けたと思います、そんな辺りが伝聞の日米の通信機格差、日本が劣っていたと言う話に現れているんじゃないでしょうか?

    また、AM受信機の基本はきわめて単純です、文字通り小学生でもすぐにわかります(ぜひ鉱石ラジオを見て下さい)
    ざっくばらんな言い方ですがそんな通信装置に多少の精度誤差で性能の差が出るとは思えません。
    今の最高級コンポと100円ショップや簡易自作レベルのAMラジオでも感度や音量の差は有りますが、明瞭さではたいした差は無いです。

    この辺りが日本の通信機もきちんと使えるものだったと言う話や情報につながるのだと思います(AMなら十分技術は成熟していたはず)

    #記憶と体験と孫引きの意見ですねぇ、本買わないと。

    だーくまたー


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