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陸自の普通科部隊に支給されている迷彩服2型には近赤外線偽装が施されているそうですが、これはどの程度効果的なのでしょうか? 気休め程度なのか、それともかなり有効なのか、どちらかでお応えいただければ幸いです。無理のある質問とは思いますが、よろしくお願いします。 ぐずるか |
- 迷彩服2型には近赤外線偽装は施されていません。
迷彩服2型は、戦闘装着セットに含まれる「戦闘服」と同じデザイン及び迷彩色で採用された「迷彩服」です。戦闘装着セットを付与されていない部隊が使用していました。戦闘装着セットは「戦闘○○」の名称、そうでない物は○○2型の名称がついています。
形と色(と素材)は一緒ですが、迷彩服2型には近赤外線偽装コーティングが行われておりません。
戦闘服の迷彩効果は、サーマルカメラで見た限りでは結構効果あります。
なお、迷彩服2型については現在どんどん「戦闘服」に換装されつつあります。
また、平成15年度より作業服(OD色の服)が「迷彩作業服(仮称)」に換装されていくそうです。形・色は迷彩服2型と同じと言いますから、名称が変更になったといっていいのでしょう。
これで隊員一人当り、2着の戦闘服と2着の迷彩作業服が貸し与えられることになります。
はいどーも
- はいどーもさん、事細かく教えていただきありがとうございます。そうですか、有効なんですね。ならば戦闘服に換装されていくのは大変結構な事だと思います。有事の際にパチモン着させられて出動するんじゃ、隊員の方も嫌でしょうし。
ぐずるか
- すみません、追加質問になってしまうのですが、以前自衛隊員の方から赤外線偽装コーティングは服を洗う度に落ちるというようなことを聞いたのですが、そのようなことが本当にあったのでしょうか?またこれと関連する疑問として、需品科では長期にわたって勤続した隊員の装備は○年毎に新品に更新する、というような規程は存在するのでしょうか?なんか質問が多くてすみません・・・
ぐずるか
- >3
コーティングですので洗濯するたび効果は落ちていきます。
洗濯の仕方もちゃんと整備実施規定に記載されています。
色あせた物は効果がかなり減少されているか、ほぼ無い。といっていいでしょう。
被服などの装備はある一定期間(使用部隊によって差がある)で更新される様になっています。
はいどーも
- 無い・・・(笑)ガンガン落ちるって事ですか。
お答えいただいてありがとうございました!!
ぐずるか
- 目で見たって色落ちした物は迷彩効果(視覚)が低い事は判ると思います。
それと同じ事です。
はいどーも
- 「だんなが持って帰ってきた迷彩服には洗濯できるものとできないものがある。」
ある陸J官舎妻談
SAW
- >7
おお、実証例ですか!
ン?でもなんで迷彩服なんて持ち帰るんでしょうね。駐屯地のロッカーにおいておけば良さそうなもんですが。あ、そういうものでもないのかな。関係ない話なんですが軍用にも使われる防水性能の高いゴアテックス系の上衣は、洗うと洗濯機がこわれるとかで普通の洗濯機にはかけにくいそうです。
ぐずるか