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銃の性能について質問よろしいでしょうか。ちょっと漠然としいて申し訳ないのですが。 台風や嵐のような豪雨の中でも使用できる銃が開発されたのはいつ頃でしょうか? 金属薬莢以前はさすがに無理だったのではないかと思います。 では例えばリボルバーは豪雨の中でも撃てたのか? それとも閉鎖式の機構が開発されるまで無理だったのか? そのわかる方がいらしたらお願いします。 アンダマ |
- 銃がひとまず多岐に渡る戦場で使われるようになったのは、16世紀頃のフリント・ロックの登場からになります。フリント・ロックの点火性能はマッチ・ロック(火縄式)やホイール・ロックより遙かに確実なものでしたが、火皿に点火薬を盛らなければならない点は同じで、雨天下での使用ということになると生火を使わない分マッチ・ロックより多少はマシという程度だったといえます。
全天候下での使用を一応可能にしたのは19世紀頃に登場したパーカッション・ロックからになるでしょうか。それまでのフリント・ロック等と違い火皿に点火薬を盛る必要がないのが大きな利点と言えます。ただ、当時は発射薬が黒色火薬(吸湿性が強い)な上に丸裸(装填時に薬莢のような保護物がない)だったので、発射薬が吸湿してしまっては当然発火性能は落ちたでしょう。
『完全な全天候下での使用』が可能な銃となると、やはり金属薬莢の実用化にとどめをさすと思います。
ブラック・タロン
- ありがとう、助かりました。
〜・ロックの機構も簡単にですが調べてきました。
アンダマ