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映画「バイオ.ハザード」で部屋に閉じ込められた特殊部隊員がレーザー光線で切り刻まれるシーン(ありゃあグロかった)で二度目の攻撃をうまくよけた隊長のナイフがレーザーに当たって切れるシーンがあるのですが人体はともかく鉄(というか金属)でできたナイフが簡単に切れるものなのでしょうか? ポトリオット |
- http://www.machinist.co.jp/0106/to43.html
鉄のほうが簡単。
sorya
- 遅レス失礼
soryaさん
「鉄のほうが簡単」というのはわかりましたがという事は「鉄に比べて人体の方が切るのは難しい」という事になるのですがそれはなぜでしょうか?
ポトリオット
- >2
素人意見です。
レーザーの類は水にあたると極端に減衰するというのを聞いたことがあります。
想像ですが、気化熱でエネルギーを奪われたりってのも大きいのではないで
しょうか。
実用例として、医療用のレーザーメスなんかも、深く切れてしまうことが
少ないので余計なところ傷つけずにすむという利点があるそうです。
というわけで、切り裂くことはかなり難しいように思えます。
(結局、出力の問題ですけどね)
taka
- >>taka氏
出力が高すぎると、照射表面で「爆発的蒸発」が起こり、跡形もなく消え去るという状態になりますよ。
昔、Q-SWレーザーのウォームアップ確認で、収束レンズ焦点に10円硬貨(あくまでも仮称です)をおいた後パルスを出したら、すごい音を出して10円硬貨(あくまでも仮称です)がぶっ飛び、壁にめり込みました。
一応10円硬貨(あくまでも仮称です)は銅製であっても金属であるため、ある程度の引っ張り強度を有している。沸点が水より高いということで、あのような状態になった訳ですが、これが人体だったら後で掃除に困るような状態になりますね。
sorya
- 便乗質問ですが、測距レーザーですとYAGより炭酸ガスレーザーの方がアイセーフなような印象を過去のP誌や戦マガで受けたのですが軟組織相手ですと硬組織用医療用レーザですとCO2レーザーは組織を爆発的に破壊する場合が有るようです。
アイセーフという面と霧や煙幕(排気にディーゼル油注入も含む)の透過性という面では優劣はどうなのでしょう?
素人の空耳モード
- 一般的なYAGレーザーは1064nm、炭酸ガスレーザーは10600nmだったっけか。
同一パワーにおける危険性は、
http://www.accessdata.fda.gov/scripts/cdrh/cfdocs/cfcfr/CFRSearch.cfm?FR=1040.10
をみたら判るように、700〜1500nmの範囲が危険とされており、これに基づいてIEC60825が規定されています。よって、アイセーフ性においてはCO2>YAGですね。
また、透過性に関して言うと波長の長いほうが当然有利ですのでこれまたCO2>YAGになります。
しかしながら、装置の耐振動・衝撃性に関してはYAG>>CO2になります。
sorya
- ご教授ありがとうございました。
素人の空耳モード