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偶に気が向いたときにダミーカート厚めをしているのですが、(今のところ7,62mmNATO30発ベルト、20ミリ機関砲弾(銀色弾頭剥き出し)、6,5mm JAP、9mmパラ、8mm南部を持っています) 買ったときは綺麗な赤銅色と金色をしていたダミーカートが家においておくとすぐに錆びて汚くなってしまいます。そこで質問なのですが、軍隊・警察では弾薬の保管・運搬に際して「これをやれ。アレをするな」という注意事項があったら教えてください。ほかにも、軍警ではしていないけどこうすると綺麗なまんまでおけるよと言う方法があったらぜひ教えてください。(とりあえず556を今はスプレーしています) 紅葉饅頭 |
- >軍警ではしていないけどこうすると綺麗なまんまでおけるよと言う方法
簡単?な方法としては、研磨剤でピカピカになるまで磨いたあと、クリアラッカーを吹く、と言う方法があります。
油が付いたままだときれいにラッカーが乗らないので脱脂する必要があります。
軍用弾にも錆止めにラッカー吹いたものがあったはずです。
あとは、まめに磨いてやるしか無さそうな・・・
金属表面の酸化阻止、と考えれば酸素遮断、酸化した層の除去ぐらいが妥当かと。
あとはメッキとかになっちゃうけど、色が変わるのは避けたいんですよね、きっと。
一応銅系素材の加工を仕事にしているんですが、このぐらいしか思いつきませんね。
まぐまぐマグロ
- とりあえずビニール袋に密封しておけば酸化を遅らせることができます。
ささき
- 軍隊・警察でも、直接作業時の手扱いに関しては、一般的な指導しかしていないと思いますよ。
{A.衝撃、摩擦、静電気、火気・火種} {B.高熱、湿気、電気(電蝕)、直射日光} に注意とか。
意外にも、「実包を素手でさわるな!」とは、言ってないと思います。
紅葉饅頭さんの場合は、火薬無しのダミーカートですから前者A郡は関係ないでしょう。
*貯蔵保管、運搬(特に市街地通過の場合)に関しては、取り扱い方法、量など に関する詳細な規定が存在し、
厳格に守られているハズです。
さて、>1.まぐまぐマグロさんは、 銅関係のお仕事をなさっているのなら、銅合金用 ”酸化膜防止剤”、
酸化してしまった時は、”酸化膜除去剤” 等 使用していませんか? 私は仕事で真鍮研きによく使用していましたよ。
例えば、工業用(業務用)一例↓
http://www.kitaike.co.jp/product.htm
http://www.kitaike.co.jp/seihin3.htm
一般家庭用なら、彫金・金属工芸素材専門店や、東○ハンズあたりを探してみれば、
それなりの物が入手可能と思いますが。
余談
紅葉饅頭さん・・本当に”9mmPara”ですか? 米国一般市販弾は、”9mmLuger”のハズです。刻印を確かめて!!
”9mmPara”の刻印は、軍用のみのハズです。
軌跡の発動機?誉
- わしも上京したときなどに実弾ダミー・カート集めをしているので、このスレの内容はちょっと気になります(^^ゞ
>1&3
脱脂の方法ってどんなのでしょう? 3の誉さんのレスを見ると銅製品用の脱脂剤とかがあるようですが、一般家庭用でもそれなりにあるのでしょうか。
四国の片田舎には東急○ンズなんて贅沢な店はないので(笑)、近場のDIY店とかを巡ることになるでしょうが。
話のタネに使ったときとかに指で摘んだりして結構指紋付いちゃってるので・・・
刻印ネタ絡みで余談2。
わしの手元にあるダミー・カートは、8mm南部(旧軍ボール加工品。ヘッド・スタンプなし)と.50AE(SPEER)、7.62mmX39(軍用ボールと見られるが正体不明)、12Ga.ショットシェル(旭SKB)以外は『☆−☆』『R・P』『W-W』『Norma』のいずれかのヘッド・スタンプが入った薬莢になっています。R・Pはレミントン、W-Wはウィンチェスター系列、Normaはフィンランドのノルマ、☆−☆は米Starline Inc.(http://www.starlinebrass.com/)という薬莢専門メーカーで作っているものだそうです。ちなみに、わしの手元にある9mmX19のヘッド・スタンプは『9mm LUGER』です。さすが米製(笑)あと、7.62mmX39のプライマー・ポケットはベルダン型です(他は使用済プライマーが填っているものを除いてすべてボクサー型)。もっとも、この手のダミー・カートは弾頭と薬莢をそれぞれ別に仕入れて組み付けているものが多いらしいので、弾頭と薬莢のマッチングが正確かどうかはあてになりませんが(笑)
つーわけで、ダミー・カートを観察するときは、薬莢のヘッド・スタンプやプライマー・ポケットに注目してみるのも一興かもしれません。
ちなみに、わしの手元にあるダミー・カートは拳銃弾・ライフル弾・ショットシェル合わせて現在40種類+αです。数ではわしの勝ちですね(笑)
ブラック・タロン
- >4 一般家庭用でもそれなりにあるのでしょうか。
入手しやすそうなものとしては
・家庭用中性洗剤(効果はそこそこ)
・自動車用のブレーキクリーナ
といったところでしょうか。
あとはラジコン関係を扱っている店があれば
・RCクリーナ(タミヤ等が出している)
も使えます。
PT
- >4 一般家庭用でもそれなりに…
オススメは仏壇用クリーナーですね。まあ基本的に材質一緒なんで錆び汚れともにきれいに落ちます(笑)
どこのDIYで普通に売ってますし、コーティングされてるみたいで汚れもつきにくいですね。
YAS
- 生活の知恵編
脱脂にはフロンです。ブラック・タロンさんの立ち回り先にもきっと置いてあるはず。各種有機溶剤も良いです。
銅の酸化膜除去にはサンポール(塩酸)です。ただし酸化膜が溶けると表面が荒れるのでつやがなくなる事があります。
銅以外の金属には向きません。それに複数種の金属を同時に浸けると電池ができて溶けるので注意。
それから指紋がついてるとその模様にエッチングされたりするので必ず脱脂してから。
錆止めのための酸素除去にもフロンです。蓋のできる瓶に液体のフロンを注いで薬莢を放り込んで破裂しないように蓋を緩く閉め、フロンが気化して常圧になったところで蓋閉めます。結露に注意。ああ地球に優しくない。
それでも不足なら水上置換とか……でも濡れるとまずいかな。いっそ油漬けで保存とか。
お菓子についてくる脱酸素剤とか使い捨てカイロも、保証の限りではないですがもしかしたら良いかも知れません。
石垣
- ああ、ほんとにサンポール使ってみようと思ったら、十円玉とかあんまし貴重じゃないもので試してからにしてね。
JHPの弾丸とか、弾付きの薬莢なんかはサンポールに浸けると電池になるからね。
弱腰石垣
- 便乗質問で申し訳ないですが、私はナイフを2〜3本持っているのですが、
これがすぐ錆びが出て困っています。材質はATS34とGB42で、
ともにグリップ材はG10です。錆びを抑えつつグリップ材を侵食しないような錆び止め剤または錆び取り剤で何か良い物はあるのでしょうか?
ストライカー
- >9 通常「錆び取り剤」は、使用後に良く落とし、ふき取った後に「錆び止め剤」として油を引いておくのが普通と存じます。その際ミラー仕上げ等、趣味の観賞用の刃物であれば、目の細かい水ペーパーなどで表面を整えてから油を塗る事になりますが、使用する薬剤?は普通の金物屋で売っているレベルの物で充分。どうしても心配ならナイフ・ショップでお尋ねあるべきかと。
でもお尋ねの材質の組合せなら、錆び取りゴム(砂消しゴムの親分)またはステンレスたわしでゴシゴシやって油布で吹けばよさそうですが。
気を使うのは貝殻や、ジェムストーンの類を使った完全に観賞用グリップの場合かと。
タンジェント
- ありがとうございました。
ええと、読んでいると「手の脂は付けちゃいけない」と思うんですがそれで良いでしょうか。
あと仏壇用クリーナーというのは手に入れやすそうですね、ちょっと試してみます
>弾丸
すいませんうそつきました(汗
買ったところの商品名にも下の刻印にもLUGERとあるんですが似たような物だとおもいパラと表記しました。すいません。
>刻印
9mmの刻印は“R・P”でレミントン、6.5mm JAPはフィンランドのノルマ(流石(笑))なんですが、8mmナンブはH.D.S、7.62mmNATOは島津の家紋と同じマークにLC 8×(×は変わる、8と4が多い)と刻印してありました。これについて何か知っている人いましたら教えてください。
紅葉饅頭
- >11. すいません・・・・
いえいえ、あやまる程の事ではないですよ。 ”9mmLuger”と”9mmPara(9mmx19)”の僅かな意味の差異については、
ほとんど知られていませんから!
刻印の件。
・8mmナンブ ”H.D.S” は、米国 ”Huntington Die Specialties社製。
(一昔前は、8mmナンブ弾の米国メーカーと言えば、ミッドウェイアームズ社が有名だったんですが、
最近は聞きませんね。)
・7.62mmNATO ”LC 8×”は、米陸軍兵器廠 ミズーリ州 ”LakeCity Arsenal” 製。
それに続く数字が84なら、1984年製造です。
○に十字マークは、NATOスペック弾=NATO軍用を表します。 よって、このダミーカートを、
コマーシャル(一般市販)用の”.308WIN弾”とは、言わない様にしましょう。
ところで、誰も 家庭用金属研磨剤 ”ピカール” の事は言わないですね!!
〜?誉
- >軌跡の発動機?誉さん
>銅合金用 ”酸化膜防止剤”、酸化してしまった時は、”酸化膜除去剤” 等 使用していませんか?
残念ながら、そこまでデリケートな製品ではないので使った事はありません。(肉厚も0,6mmとかですから)
ただ、やっぱり酸化がひどい場合は「酸洗い」処理をしたりします。
>紅葉饅頭さん
>読んでいると「手の脂は付けちゃいけない」と思うんですがそれで良いでしょうか
基本的にそうです。つか、素手で触らない事、と言ったほうがいいかも。
汗の微妙な塩分とかも曲者ですんで(汗かきの同僚は夏の間ビニールのエプロンに手袋をしてろ、と茶化され続けています)
まぐまぐマグロ
- カー用品の「液体コンパウンド」超鏡面仕上げが可能、とか言うのを買ってきたんですが、あまりにもしつこい錆び(20mmと7.62mmNATO)にカネヨン使ってガシガシ落としたあとにやったんですがあまり“カネヨンだけ後”と変わらずにど〜したもんか状態なんですが、やっぱり目が細かいだけにじっくり根気よくやんなきゃいけないんでしょうか。
紅葉饅頭
- 荒いのからいきなり細かいのに行っても、手間食うだけであんまり効果ないです>研磨剤
この辺はサンドペーパーがけを考えてもらえば明らかかと。
模型用のタミヤコンパウンドでも根性入れて磨き倒せば光ります。
しんどければマブチモーター改造のモーターツールでも作るのが吉かと。
これ以上はなんか場にそぐわなくなりそうなんで、私はこの辺で・・・
(中学校の技術の時間に金属製ペン立てとか作ってれば、すぐわかると思うんですが・・・最近なくなったんだっけ?技術の時間)
まぐまぐマグロ