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昔に見た番組で日本軍一個師団の火力は米陸軍師団の二十分の1と説明されていましたが事実ですか? ロックマン |
- いつの時代・どの兵科の話でしょうか?
Schump
- レイテ戦を扱った番組ですから1944年の後半です。
平均的な歩兵師団でお願いします。
ロックマン
- 陸軍の参謀で「敵軍戦法早わかり」を制作した堀栄三の著書「大本営参謀の情報戦記」によると、どちらも1944年中頃で健全な日本歩兵師団と米海兵師団の弾量(火器の発射速度と弾重量の積)の比は19200kg:48141kg、つまり1:約2.5とか。
ただ、これは小銃から砲から戦車まで全て含めた値で、両軍が横一列に向かい合って撃ちあうなんてことがありえない以上、ある種の目安に過ぎないと私は考えます。
では、何を以って指標とするのか、と問われると困るのですが。
井中かえる
- 火力の大きさを表す指標として弾量を持ってくるのは正しいのではないかと考え直しました。後半部分は、火力は強さの目安に過ぎないということを言いたかったことにしてください。
井中かえる