米空軍のＦ−15Ｅ戦闘爆撃機は＜AN/APG-70＞というレーダーを搭載しています。
対空レーダーモードは、走査範囲最大160海里のボアサイト60度(機体直線状より60度の円錐)。一秒間に70度の走査が可能で、同時に24目標を探知し８目標の同時攻撃が可能です。
対地レーダーモードでは最大探知距離は80海里で、更に地上の地図を作成する事が可能です。

ソースは↓
http://www15.tok2.com/home/F15E/
きっど

レーダーと言うのは単純に言って、電波を発射して、目標に反射して帰ってきた電波をキャッチして、その目標の存在(位置、高度、速度、など）を測るものです。
つまり闇夜で懐中電灯を照らして、相手が見えたら「見ーつけた」というのと大体同じことです。
ここで大事なのは、基本的に電波は光と同じくまっすぐにしか飛ばない、と言うことです。
つまりどんなに強い光(電波)を出しても邪魔なものがあれば、そこで遮られてその向こうは見えないのです。
この邪魔なもの、には水平線、すなわち地球の丸みも含まれます。
そこで同じ強さの電波を発射するレーダーなら、
地球の丸みの影響を受けにくく、障害物も少ない航空機、
山などの高い場所の地上レーダー(レーダーサイトとかがこれですね)
水平線まで邪魔物が無い艦艇、
高さは建物である程度稼げる平地の地上レーダー、
建物の陰にも隠れちゃう車両レ−ダー
ぐらいの順で探知距離は変わります。
実際は飛行機や車両には、大きさや重さの制限があるのであんまり強い電波を出すレーダは積めませんが。
また、どのくらいの距離、と言うのは、そのレーダーの性能によってだいぶ違うのでなんとも言えないですね(とごまかしてみる)

レーダーによる探索を防ぐ方法としては、電波を遮る邪魔物をだす(チャフなど)こっちからもっと強い電波や偽情報を送り込むジャミング、電波を浴びせられても見えづらくする今流行のステルス技術などがあります。
これをレーダーを闇夜のライトとすると、煙幕を張る、こっちからサーチライトなどで目潰しを食わせる、鏡のように光を別の方向に反射して見えづらくしたり(←自分はあまり光らない)黒い服を着て闇にまぎれると言ったイメージになります。

で、レーダーには他にも地平線の向こうが見えちゃったりするものもあるのですが、
簡単に書くつもりがこんな大長文になっちゃったので、(話がややこしくなるし)遠慮しておきます。
まぐまぐマグロ

現在、とある原理を利用したとしか言い様が無い、見通し外の状態がレーダーにて
計測できちゃったので、理論化して賞詞を狙っていまふ(笑)
sorya