そうです。MP-18/Iには今見られるような安全装置に相当する機構はありません。コッキング・ハンドルを溝の後方の切り欠きに噛ませて安全装置の代わりとしています。
　少なくとも第２次大戦頃までのドイツを含む各国のサブマシンガンは、ほとんどがボタンやレバー形式の安全装置を備えておらず、代わりにコッキング・ハンドルの溝に設けた切り欠きにハンドルを噛ませる安全機構を備えています。生産性等を優先したためでしょうかね。
ブラック・タロン

　・・・と↑のように昨日書いたところで、当時の主要サブマシンガンでセフティ・スロット（コッキング・ハンドルの通る溝に設けた切り欠き）ではない手動セフティまたはそれに類する機構を備えているものを探してみたところ、グリースガン（Ｍ３、M3A1）を除くアメリカのサブマシンガン（トンプソン系、ハイド系、UD42）がレバー式の手動セフティを備えています。また、MP40やPPSh41はコッキング・ハンドルを押し込んでロックする機能を備えています。
ブラック・タロン

ありがとうございました。
＞ＭＰ４０
だから落とすと暴発するんですね。


紅葉饅頭