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1666  89式小銃のことですが普通科以外の部隊ではでまっていないそうですが実際にはどうなのでしょうか?64式とではNATO弾とは互換性がありません。戦時(有事)ではあまりよろしくないとおもいます。
 それと、自衛隊の特殊部隊ですが、テレビのニュースなのでみるかぎり、
89式を使っています。M4やMP5シリーズは扱っているいるのか、それとも
89式でがまんしているのでしょうか?
突撃部隊

  1. 「普通科以外の部隊にはまわっていない」つまり、装備されていないと言うことでしょうか?
    自分の旅団では後方支援部隊と音楽隊を除く他の部隊は全て89式になっているし、62式機関銃はもう装備に無い。
    後方部隊も来年には89式になると聞いている。

    特殊部隊
    まだ無いんじゃないかな自衛隊に「特殊部隊」
    「レンジャー」はいわゆる特殊部隊とは違うんで、装備は普通科連隊の装備する物でしかない。
    ただ、空挺団を母体とするGFGp(ゲリラフォースグループ?)が作られる様で、そこの装備には他の特殊装備(銃とか装具とか、自衛隊の装備とは別物も)おごられる様です。
    はいどーも

  2. >89式でがまんしているのでしょうか?

     つまり、M4より89式は劣っているとお考えで?
     同じ5.56mm弾(正確に言うと違うがあると思うけど)を使う自動小銃だし、海上保安庁でも使ってるし、米軍(の特殊部隊)が使っているから優れた銃だって事でも無いと思うのだけど。
    ooi

  3. カービンタイプやSMGを使っていないかって事なのかな・・・・?
    市街戦や屋内戦をするなら、たしかに比較的小型の89式でも少し大きい
    かもしれないけど、折りたたみストックの物を使う事も考えられますし
    はいどーもさんのお話にあるように、特別な装備・・として公開される
    かどうかわかりませんが、何かしら導入されるかもしれません。
    (一時期P90が導入されるとかどうとか噂もありました)

    ただ、(完全な?)有事ではなく、テロなどでしたら警察のSATが処理
    するのではないでしょうか・・・彼らはMP5も使いますしね。

    mash

  4. >89式小銃の配備状況
     四国の第2混成団には今のところ配備されていないようです(とりあえず今月末の善通寺での創立記念行事でチェックする予定)。
     わしが見る限りでは、89式小銃およびミニミは師団・旅団(特に編制改変された部隊)に優先的に配備されているように見受けられるので、2混への配備は今の中期防で旅団に改変されてからのことになるだろうと推測しております。

     ちなみに、各年度の防衛予算の内訳を見ると、89式小銃の調達量は1年あたり大体3,000挺前後で推移しています。仮に3,000挺/年として単純計算しても、現在の総数は5万挺にも満たない数になると思われます。今の調達ペースでは、64式小銃をすべて更新するにはまだかなりの時間がかかるものと思われます。となると『配備完了した頃には旧式化?』というお決まりの話が出てきそうですが(笑)
     もっとも、現状は現用の5.56mm/5.45mmライフルの改良発展に重点が置かれる傾向にあり、現在の主要国の基幹小銃弾規格(5.56mm/5.45mm)が変更されることは当分の間はないと考えられるので、89式小銃が例え全部隊への配備に10年かかったとしても、標準的5.56mmライフルとしては実用レベルを保てると思います。ただ、他国のライフルと違ってバリエーションに乏しい(固定ストック型と折り畳み式ストック型の2種のみ。短銃身型の存在も噂されているが真偽不明)のが難点ではあります。

    > 同じ5.56mm弾(正確に言うと違うがあると思うけど)

     ここでも以前話題になりましたが、陸自の5.56mm普通弾はNATO規格(SS109)に準じているので、実用上の問題はほとんどないと思います(国産弾の品質については少々ゴニョゴニョ…なところがあるようだがここでは触れないことにする)。

     ところで、1で62式機関銃が装備から外れているとありましたが、やはり陸自では普通科部隊用の7.62mm機関銃はミニミの配備に伴って駆逐される傾向にあるのでせうか? 戦術思想等の違いがあるだろうから一概には言えませんが、個人的には米軍のように5.56mm機関銃と7.62mm機関銃を併用(5.56mm=分隊用、7.62mm=中隊レベル)するのがベストな気がします。

    >陸自の特殊部隊
     1でも触れられていますが、防衛庁では来年度概算要求で対テロ・コマンド作戦関連予算として193億円を計上しており、その一つとして陸自に対テロ・コマンド作戦への対応を目的とする300人規模の『特殊作戦部隊』(特殊作戦群とか仮称されている模様)の創設が予定されています。習志野駐屯地を本拠地とし、編制時期は2004年3月頃という情報があります。
     任務の性格上、この部隊には他の一般部隊とは異なる装備も配備されるようなので、小火器も任務に応じたものが導入される可能性はあります。
     ただ、この新部隊が対テロにどこまで活躍することになるかは何とも言えません(そんな機会はあってはならないのだが)。現行法ではテロ事件といえどもまず警察(SAT等)が対応するので、自衛隊にオハチが回ってくるのは警察の能力で事態に対処できないと判断されたときです。その場合でも、状況によってはわざわざ習志野から専門部隊を呼んでくるより、近場の一般普通科部隊を山のように動員して面制圧した方が効率的かもしれません。この辺は陸自が新部隊の運用をどう考えるかによるでしょう。
     個人的には、新部隊は対テロ任務も含む非正規戦全般を担任する部隊(英SASのような?)であるべきだと考えますが。
    ブラック・タロン

  5. >それと、自衛隊の特殊部隊ですが、テレビのニュースなのでみるかぎり、
    最近は、各地の普通科連隊で、市街を含む対テロゲリラ戦の訓練を行っており、それがときおりマスコミに公開されていますので、この映像を特殊部隊と勘違いされたのではないでしょうか。

    >状況によってはわざわざ習志野から専門部隊を呼んでくるより、近場の一般普通>科部隊を山のように動員して面制圧した方が効率的かもしれません。この辺は陸>自が新部隊の運用をどう考えるかによるでしょう。

    私が、治安出動の訓練を受けてた時には、一般部隊が道路を封鎖して空挺団が暴徒を鎮圧することになってた、一般部隊とは錬度が違うからね。
    ずっと昔に空挺団員だった某OB談

    韓国でもゲリラが立てこもる山の周辺を包囲したあとに、山頂に別部隊が降下して上と下から挟み撃ちしたことがあったと聞いています。

    あるいは、このあたりのことが念頭にあるのかも。
    一般部隊が鉄床、特殊部隊がハンマーということになるのでしょうか。

    SAW


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