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よくMLRSの威力を表現する方法として「アメフトのコート6面分の範囲の敵を撃破することが出来る」と言われますがこれは実際どれくらいの面積なのでしょうか? ポトリオット |
- こういうのって自分で調べようと思えばいくらでもできる物だと思いますよ?
縦幅53ヤード×横幅100ヤード×6面分=31800平方ヤード=29077,92平方メートル となります。
紅葉饅頭
- 追加で質問をよいでしょうか。
この場合の撃破とは、どのような効果を敵に与えられたことをさすのでしょうか?
また、面積としては了解しましたが、小弾の散布界は任意に変更可能なのでしょうか?
そもそも、砲兵の場合、散布する面積と投射弾量と2つのことで有効性を論じる
のを良く見かけますが、この二つはどういう関係にあるのでしょうか。
らおこん
- >2
威力は(国や組織で基準は違いますが)人を殺傷できる程度の威力の破片を散布できる範囲と考えて結構です(1平方m単位に一つ以上の威力ある破片とか)
散布範囲に関しては判りません。やって出来なくは無いと思いますが・・・。
面積と投射量の関係は、面積当たりの投射量を考えれば良いかと思います。密度を高めたら範囲は縮小してしまう、それだけの事です。
SUDO
- ここで言う(MLRSの効果という点での)範囲とは、子弾が散布される範囲という意味でしょう。
M26ロケット弾一発の中にM77子弾は644発収容されています。これが仮に均等に29000平方mに散布されたとすると、45平方m毎に1個ということになります。対装甲目標には直撃が必要なので完全に網羅とはなrませんが、対人効果半径は4mといわれているので、おおむね網羅する計算になります。
M26ロケットは子弾の散布界を調整するような機構は持っていないようですが、散布高度を調整することによって散布界を調節することができるかも知れません(もっともM26は無誘導なうえに散布は時限信管で行われるので、それほど精密な調節はできないでしょうが)。子弾の密度は、同一地域に打ち込むロケットの数によって調整されるものと思います。
(N)
- 回答有り難う御座いました。子弾で広い面積を短時間で覆うのは
対砲兵射撃や、後方で行軍隊形をとっている第2梯団への阻止攻撃目的と
聞いているのですが、これで間違いないでしょうか?
らおこん
- こちらにフィールドマニュアルがあります。
http://www.adtdl.army.mil/cgi-bin/atdl.dll/fm/6-60/toc.htm
バツ