QQCCMMVVGGTT
1641 高速対戦車ミサイルのLOSATなんですが、どうも一発当たり相当高額の
ようなんで首を傾げてます。108発で約1億ドル!!なにか勘違いし
てるんでしょうか?
MAT

  1. それミサイル単体の値段なのか、それともセットなんかは知らんけど、あんだけの
    技術を1発1.2億程度で詰め込められるんだったら御の字でわ?
    sorya

  2. いや〜いくら何でも対費用効果の面でかなーり疑問です。
    巡航ミサイルと同じ値段ですよ!!ハマーにこいつ4発積むと
    M2ブラッドレーと同じ額になりませんかね・・。
    T−80なら何とか割にあってもそれ以外だとアホらしくて。
    そんなら〜一人10万ドル渡して投降させた方がマシ(笑)
    冗談はおいといて・・使い捨ての120mm無反動砲とか
    ブースター付のヘルファイアーの方がまだマシな気がしますけど・・。
    MAT

  3. >2 ですけど、将来的にもっと耐弾性の高い目標を攻撃する可能性って、ほんとにありませんか?
     軍隊はあらゆる可能性(脅威)を想定する組織です。想定するべき標的はT−80だけじゃありません。

     使い捨て12センチ迫撃砲、ブースター付きヘルファイア。それでは撃破できない目標も出現するかもしれませんよ(LOSATがそれらをぶち抜ける可能性は、たぶん高いと思います)。

     素人がえらそうな事を書き込んで申し訳ありませんですが。
    居眠り将軍

  4. えっと。。。。両氏、LOSATは既存の重ATMを駆逐するような存在だと思っています?
    はっきり言って、それは甘いです:-)
    sorya

  5. いや〜2000m以下の対戦車兵器だと思ってます
    ただ、それなら8インチ無反動砲/ブースター付の高速ヘルファイアー
    という回答もあると・・弾の値段が30〜100倍違いますから。
    LOSATも4発パッケージだとかなりでかいですからね
    最新の70mmロケットでも慣性誘導出来るようですし

    MAT

  6. そいつぁ逆ですよ。逆。>射程
    LOSATってぇのは、ある程度の加速距離(存速)がないとてんで役立たずの代物です。
    なんせ中身がAPFSDSだからね。
    sorya

  7. そうなんですが〜遠距離でFCSがそれだけの精度を出せるんですかね?
    ちょっとでも車体が揺れたら当たらないですよ(非誘導でしたよね)
    前から疑問だったのは、一体どんな局面でこいつを投入するのか?
    正規軍相手じゃ駄目だろうし・・待ち伏せかFCSの性能差でアウトレンジ
    以外は使えないので?高いから無闇に使えない(笑)
    M2ブラッドレーに搭載するなら分かりますけど
    MAT


  8. LOSATってビームライド&レーザーコード指令方式だったはずだけど?
    だからMBT並みのFCSが要るんですが。
    sorya

  9. 失礼しました〜!!レーザーガイドだったのか(汗)実際には対空ミサイル
    の親戚みたいなものね・・非誘導だとばかり(ばっかみたーい)レーザー誘導
    の話があんまり出てないからてっきり・・そりゃ高いわな。
    あー話を変えて・・こいつをベースに軽MATのような慣性誘導で
    多連装ランチャーから発射する高速ロケット弾って駄目なんですかね?
    技術力の低い国だと数で命中率をカバーすると思います。
    アフガンゲリラに使われるとかなーり厄介(汗)

    MAT

  10. >4&6
     はい、そう思ってました・・・・・・。ただまあ、「超重MAT」程度だろうかとは。それどころじゃなかったですね。
    居眠り将軍

  11. >>MAT氏
    正確には、低速目標に対してビームライド。高速目標のようなレーザーイルミネートが難しい目標及び有効ディスコーンが得られない目標に対しては、そのレーザーを用いてのコマンド制御を用います。

    メインの誘導装置はプラットフォーム上部にある、大開口の安定化FLIR/ITVシステム及びレンジファインダ兼用のこれまた安定化されたレーザー発信装置によって行われます。

    レーザー発信装置の最終段には制御コマンドを送るための、とある方法を用いた振幅変調を行う機構が施されています。レーザー照射は戦車用FCS と全く同様の未来位置予測システムによって制御されます。

    そして、この高速ATM の誘導方法はパトリオットと同様、インパルス式のサイドスラスタによるものです。弾体を回転させながら最大16回ものインパルススラストを実施しながら目標に衝突します。

    また、その大加速を生むロケットモーターは、最新の火薬研究及び製造設備に支えられた、高い線燃焼速度を持つ火砲用装薬に近い組成を持つペレット式高速燃焼推進薬をバインダ法により成形することで、実装化されました。同様に、この高速燃焼推進薬によって生ずる、極めて高い内部圧力に構造が耐えられるよう、最新の高強度軽量構造部材がふんだんに取り入れられています。

    …このうち、どれか一つでも実用化が可能な基礎工業力の低い国があったならば、それは人のキャパを越えている仕事だと思います。神光臨(笑)>開発者

    ちなみにPMATは慣性誘導ではないですよ。


    >>居眠り将軍氏
    既存のATM の長所、短所に関しては今更居眠り将軍氏に言う必要はないと思うので割愛すると、やはり既存のATM というのも確実に必要です。射程距離的にも機能的にもね。

    こういうシステム性能のORをおろそかにすると、とても痛い目を見ます。
    まぁ、私のような職業なら絶対的にですが(泣)

    …っていうかさ、これ、その昔にやったTKX 安い車体バージョンのプレゼンに用いた、搭載火砲とほぼ同じ内容じゃないか(泣) もっとも、わしがプレゼンしたのは砲口速度1200m/s(HEATと同様)で最終速度1300〜1500m/s、プログラムもしくはコマンド誘導というタイプなんだけどね。

    車体は劇的に安いが、その分弾代がむちゃくちゃ掛かるぞという、思う存分お役所仕事的デザインともいふ。(これはこれで泣けるものがあるけど)
    sorya

  12. ハハ〜m(__)m、御丁寧な解説有難うございます!
    あー何だか英文のサラッとした解説読んでもさっぱりだったので
    あれは〜そうゆう事を簡単に書いてたんだ(汗)
    いやはや・・LOSATってとんでもない代物なんですね〜
    あー本職の方も色々と御提案なさっているようで・・頑張って下さい!
    MAT


Back