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床井雅美氏の『最新軍用ライフル図鑑』を見て疑問に思ったのですが、 12.7mm×99と12.7mm×107では随分威力に差があります。 12.7mm×99―初速910m/s、初活力18,050J 12.7mm×107―初速532m/s、初活力7,585J 弾薬の量や種類が違うとか、何か理由があるとは思うのですが、よく分かりません。 一見大きな差の無いこの二つに、どうしてこんなに数値に差が出るのでしょうか。 町田玲彦 |
- 床○氏のデータ―の出所は不明ですが、ロシア 12.7mmX107弾の一般的データ―を示します。
弾薬重量:約140g 弾薬全長:146.3mm 発射薬量: 17.6g
弾頭径:12.98mm (口径呼称は12.7mmだけど!!)
弾頭重量:約51g 初速:約860m/s よってエネルギーは≒18860J
決して、米軍12.7mmX99に較べて、ショボイわけではありません。
むしろ重弾頭で、遠距離に強い弾(威力的に!)と言えましょう。
参考HP
http://www.world.guns.ru/ammo/am03-e.htm
軌跡の発動機?誉
- ↑書き忘れ。 薬莢長:約108mm(4.25in)
だから、12.7mmX108が正しいNATO呼称ですね。
〜?誉
- >口径呼称は12.7mmだけど!!
常識ですので〜?誉様は笑い話的に流されていますが、知らない方は誤解するかもしれませんので大変失礼ながら補足します。銃弾がライフルへ食い込むことで旋動するのに必要な為銃の口径より弾の外径は大きくなりますので念のため。
素人の空耳モード
- 回答ありがとうございました。
上記のデータから見ると、ちゃんと威力あるものがあって
床井氏が引用したデータが低めのものだったということのようですね。
町田玲彦
- ちなみに、床井雅美氏もGun誌等の記事の中で、東側規格の12.7mmX108の方が西側の12.7mmX99に比べるとアンチ・マテリアル・ライフル向きという旨のことを書かれています。
ブラック・タロン