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ドラマ「利家とまつ」の本能寺の変にて萩原健一演じる明智光秀が信長を攻める シーンで光秀方が火縄銃を夜間射撃しているシーンが出てきますが当時の火縄銃 の射程は100メートル足らずで至近距離といえど夜間で正確に敵方を射撃できる ものなのでしょうか。たいまつの明かりというものはそれほど明るくは無いよう に思えるのですが。それともこれは面制圧の意味なのかな・・・。 ゼンガー |
- 火縄銃の射程は約200メートルほどあり、殺傷可能距離が150メートル近くあったといわれています。ただし、殺傷可能距離は命中が期待できる距離ではありません。安土時代以降の城の縄張りは鉄砲の殺傷距離を考慮して行われたという何かの文章(詳しくは忘れました。ゴメンナサイ)を読んだことがありました。
ただし、松明の灯りで数十メートルの距離で有効な射撃ができるかどうかは、申し訳ありませんが分かりません。ゼンガーさんと同じく私も夜間の射撃の効果は薄いと思います。ただ、弾幕を張れるほどの量があれば効果はそれなりかな・・・?
isao
- 私は夜討と同時に火を放ったからある程度、明るかったかと思うのですが…。
それより当時の火縄銃による狙撃というのは、実際の所、どの程度の距離まで可能だったのでしょうか。歴史小説、軍談などでは百メートル以上でも平気で狙撃しているようですが、十八世紀のヨーロッパでも射撃は専ら面制圧を狙っている様に思うのです。
便乗質問ですがよろしくお願いします。
山奥の人
- 狙撃ではありませんが、鉄砲猟師は上手な人なら80メートル以上でも結構当てたみたいですね。もちろん、弾道が山なりになるのを見越して狙ったそうです。
回答にならなくてすみません。
isao
- 昔の人達は、現代人より、夜目が利いたんではないかと思うんですが、どうかな?
しかし、この頃の銃は全て黒色火薬ですので夜間に撃てば、銃口と顔前の火皿から、火炎は花火の如し。
集団で発砲したら、自分達の眼は眩惑して、次弾は撃てんし、自己の存在・位置は、もろバレですよ!!
軌跡の発動機?誉
- 便乗Qですが…
黒澤明の“影武者”で、信玄を城の城壁から夜間に狙撃するシーンがあって、
なんでも信玄が毎晩同じ場所に、包囲している城の主が演奏している音楽を
聞きにくる、あの場所にすわる、と聞いた城の鉄砲撃ちが昼のうちにその場所
をみて城壁から狙いをつけ姿勢を固定し、銃身の先端からヒモにつけた石を
ぶらさげて先端の位置ををマーキングし、足の位置と銃身の角度もマーキング
して…夜中にその信玄「らしき人影」にむかってズドン!…
といったシーンがありました。命中の確認はとれなかったのですが、実は
あたっていて、これが影武者をたてるストーリーの骨子にになりました。
見たときは感心したのですが、やはり映画のなかの演出なのでしょうか…?
答えになっていなくてすみません。
まるき
- 信玄が笛の音に聞き惚れて毎晩くるのを知り、夜間撃ったという異説は存在するそうです。真実かどうかはわかりません。
いくつもの埋もれた話をまとめた本にもでてました(信長の遺体を運び出した家臣たちがいてとあるところが引き取り葬ったが、家臣もその後信長の長男と合流して全滅してしまい、披露知られることが無かったとか言う話とかもでてました)し、「鉄砲と日本人」でもふれられています。こっちは与太だろうとの判断です。
素人の空耳モード
- 服部正成(半蔵)の配下の一人が、毎晩笛を奏でる。戦況が有利となった信玄がつい安心して笛の音を聞きに出てくる。そこをやはり正成配下の鉄砲上手が狙撃する。
かくして家康は難を逃れる。
という説もあるようですが、否定する意見のほうが圧倒的に多いようですね。
isao