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1533 いつもお世話になっております。
古今の銃(ハンドガン、長物問わず)、蛇の名前が冠された銃をちとリサーチしております。
メジャー、マイナー、試作品、アイデア倒れ(w、他、ご存知のものがあったらぜひご教示を!(あるいは銃の名称を網羅してるよいリファレンスかなにかご存知でしたら…)

なお私はとりあえず、パイソン、アナコンダくらいしか思い浮かびません(^^;;

satoski

  1. コルトの現用モデルにキング・コブラ 357 マグナムがありますね。過去にはコルト・ダイヤモンドバック(ガラガラ蛇の一種) 38 口径、コルト・コブラ 38 口径(ジャック・ルビーがリリー・ハーベイ・オズワルドを射殺した拳銃!)というのもありました。どれもリボルバーです。
    ささき

  2. 第一次大戦の航空機銃として有名なルイス機銃は陸戦用としても使われていましたが、その独特の発射音から非公式に「ベルギーのガラガラ蛇(Belgian Rattlesnake)」という渾名が付けられていました。「ベルギー」というのにはちょっとした理由があります。発明者アイザック・N・ルイスはアメリカ人だったのですが、米軍および米銃業界が彼を受け入れなかった為アメリカ国内で機銃の生産ができず、ベルギーに共同出資会社「アームス・オートマチック・ルイス社」を設立してルイス機銃が生産されたことに由来しています。(大戦勃発後は機銃の需要が急増し、しかもベルギーがドイツに占領された為イギリスのBSA、アメリカのウィテカおよびサヴェイジ・アームス社において生産が継続されています)
    ささき

  3. ギリシャ神話のメデューサの髪の毛は蛇だったよね・・・・・。
    真弓

  4.  旧西独のカーステン・ガンショップが製作したカスタムに、そのものズバリの“スネーク”という銃が存在しました。
     
     米国のS&W・M59(459以前の旧型)をベースにしたコンパクト・カスタムで、ASPやデベルと違い殆ど無名の存在ですが・・・・・・。
     月刊Gun誌・1983年8月号でレポートされています。
     
     コルト・リボルバーでは、他に“バイパー”が存在しました。

    杉村徹

  5.  超余談。銃の名前ではありませんが、アメリカ市場には『スネーク・ショット』と総称される拳銃用散弾があります。その名の通りガラガラヘビ等を撃つためのもので、.38スペシャルや.357マグナムの弾をベースに散弾入りプラスチック弾頭を備えています。

    >3
     蛇の髪を持つゴルゴン3姉妹の一人メデューサの名を冠するリボルバーは、以前ここで紹介したことがあります。9mmか.38口径の弾ならほぼ何でも撃てる変わりモノです。
    ブラック・タロン

  6. 「ブッシュマスター(Bushmaster)」は南米の密林に棲息する大型の毒蛇ですが、この名前は各種の銃に付けられています。M2 ブラッドレー戦闘装甲車に搭載されている M242 25mm 機関砲に「ブッシュマスター」という愛称が与えられていますね。
    ささき

  7. >6
     米軍がパイロット自衛用に試作した.221IMPライフルのパテントをベースに、ゲヴィン・ファイアラームズ社が開発した5.56mmブル・パップ・ライフルの名称がブッシュマスターでした。
     あと、銃名というより会社名ですが、M16系ライフルのクローン銃を作っている会社の一つにブッシュマスター社があります。
    ブラック・タロン

  8. ちょっと変わったところでは、パーカッション時代のリボルバー ”Colt Dragoon”コルトドラグーン(竜騎兵)
    というのは、どうですか。

    軌跡の発動機?誉

  9. 一挺きりのカスタムガンですが、イチロー・ナガタ氏がスティールチャレンジ競技用として特注したリボルバーに「ツチノコ」と称するタイプがありました。
    ささき

  10. 皆さん情報有難うございました!
    >ツチノコ
    ど、どんなんだろう(^^; 見てみたいかも…
    satoski

  11. >10. お絵描き掲示板に思い出し描きしてみました(笑)。軽量化のため著しいテーパーで削られた冷却フィン付き銃身、大口径のマズルブレーキ、光像式ダットサイトなど異様な雰囲気を持つ銃です。
    ささき

  12. >ツチノコ
     確かベースガンはS&WのM65ミリタリー&ポリス(Kフレーム)でした。グリップフレームがラウンドバットだったかスクエアバットだったかは記憶が・・・・・・。前作“ペンシル”はM65のラウンドでしたが。
     なお、アルミフレームのM12ミリタリー&ポリス(Kのラウンド)ベースの“クロノコ(ツチノコの黒)”という姉妹機もありました。
     
     その独特のバレル形状から、シューティングレンジで
    「おいおい、君は光線銃でターゲットを焼き払う気か?」
    「ここでは金属製のタマでないとダメだから、そーゆーのは火星の射撃大会で使ってくれ」
    とからかわれたイーチ・ナガタ氏、
    「これは日本の技術によるものでな、4インチのバレルが6インチに伸びるんだよ! あれっ、おかしいな、今日は伸びないぞ」
    と、逆に周囲の人々をからかった・・・・・・なんて事もあったそうで。
    杉村徹

  13. 追記・・・・・・コクサイから、“スピードコンプ”の名で、シルバー4in(ツチノコ風)とブラック5in(クロノコ風)のガスガンが出ていました。全く同一デザインという訳ではないですが。
    ブラックの方は、今でも時々在庫処分品を見かけます。
    杉村徹


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