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現在世界で最後のヘリを除く航空機から投下された魚雷による戦果とは朝鮮戦争当時の北朝鮮のダムを攻撃した米海軍の攻撃だそうですが(もし違っていたら訂正も宜しくお願いいたします)では逆に「航空機から投下された」魚雷の世界最初の戦果とは「何処の国」が「何に対して」行ったのが最初なんでしょうか? 0918 |
- 1915年8月、地中海でトルコのダーダネルス海峡上陸作戦で、イギリスの水上機母艦ベン・マイ・クリ−から飛び立った水上機(機種はわかりません)が5000トンのトルコ貨物船に対して攻撃、大破させたのが最初だと思われます。
資料によると、
『その水上機は2つのフロートの間に直径35センチの小型魚雷を1本を挟んで飛んだ。そして5000トンのトルコ貨物船に270メートルまで接近、高度わずか40センチから魚雷を投下した。トルコ船は大破・着底する。これは飛行機が「空飛ぶ水雷艇」になりうることを意味した』
とあります。
BN-2
- 機種はショート184です。
井中かえる
- 手元にあった本「Ship Strike」と少し異なっていましたので、調べてみました。1次資料がわかりませんが、色々な説があるようです。1915年8月12日にエドモンド中佐が雷撃したのは、3000名の兵員を運んでいた輸送船との説があり、14インチ魚雷を300フィートの距離から高度15フィートで放ったそうです。しかしながら、その戦果は、英国の潜水艦に与えられたとの記載もありました。
また8月17日に僚機が、発見した3隻のトルコ貨物船の中から、対空砲火を受けながら一番大きな目標に魚雷を直撃炎上させたそうですが、この船は沈まなかったそうです。
豪腕少年タイフーン