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米軍が60年代頃使っていた、ブルパップASMの性能、 誘導方法等について教えてください。 ぴおう |
- 英文で良ければこちら。
http://www.designation-systems.net/dusrm/m-12.html
http://www.fas.org/man/dod-101/sys/missile/agm-12.htm
日本のものならば、やはりこちらが詳しいでしょう。
http://www.index.ne.jp/cgi-bin/missile?agm12
誘導方式はラジオ・コマンド方式です。
AP1
- ありがとうございます。
誘導は無線指令となっていますが、単座機ではどうやって運用したんでしょうか?
ぴおう
- >2
スーパーマリン・シミターやF-100スーパーセイバーの例でいえば、基本的にはロケット弾に準じて射爆照準器で照準発射し、最後にずれを修正するという方法をとります。
操縦桿左手保持(スロットルはいじれない)で等速緩旋回しながら、右手でジョイスティックを操ります。
この状態はほんの数秒ではありますが、注意が目標とミサイルに集中していることもあり、対空砲火のあるところでは強烈に危ないし、SAMがあるところでは自殺行為に近いものがあります。
これは単座機に限らず複座機であろうと多座機であろうと、ミサイルを目標に命中させようと思えば、誘導母機は(発射母機である必要は必ずしもありません)急激な機動を採ることはできません。
自らも常に高速で移動している飛行機の操縦席から、ミサイルのしっぽから出る閃光だけを頼りにラジコン操縦して目標にぶっつけることを想像するだけで、困難さは容易に理解できるのではないかと思います(笑
まなかじ