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H-IIAロケットの固体ロケットブースター(SRB-A)やM-Vロケットには CFRP(炭素繊維強化プラスチック)製のロケット・モーター・ケースが 採用されているらしいのですが、軍事用のミサイルやロケット弾でも これを採用しているものがあるのでしょうか。ご教授下さい。 AP1 |
- ロケット・モーターのケースをFRP(この場合繊維強化プラスチック一般でカーボン繊維とは限らない)で製作する技術は、
もともとが軍事に応用されていた技術です。
1962年に実用化したポラリスA2SLBMの第2段のケースがグラスファイバー補強プラスチックだったそうで、
これが一番初期の応用例かもしれません。
便利少尉
- google等で”missile composite”で検索すると結構ひっかかりますよ。
一例↓
http://www.atk.com/composites/default_propuls_struc.htm
ATK社のHP
jas1
- 皆さん、ご教授ありがとうございました。一般的なものなのですね。
3研でもやってると聞いたのですが、何方かご存知ありません?
AP1
- 三研ですね。これはなかなか回答が来ないのでは?
技報に出ているような話題で言えば、やってます。「いろいろ」なモーターのノズルとして。
またノズル以外にも「あんなこと」や「こんなこと」にも研究しているようですが、
きっとこれ以上詳細にお答えがあるとは思えません。
三研以外でもNALやNASDAでも研究してますよ。(あ、基がH-IIの話でしたね)
例えばSCRAMのガッタとか、燃焼器とかのCFRP化などなど。この辺から類推して妄想を膨らませるほか無いと思います。
Square
- >Square様
ご教示ありがとうございます。
制式には三ですよね。TRDIのホームページまでも第3研究所となってたので、
横着して算用数字を使ってしまいました。(^^;;
立川へはUS-1A改の関連なんかで随分と通いました。立川バスが懐かしい。。
(バス代けちって歩いて行くこともありましたが)
この質問をしたのはLOVA性の向上等を目的としたモーターケースのCFRP化が
進んでいるか知りたかったからなのですが、大型ロケットや携帯型ミサイルでは
かなり以前から、複合材で製造されているみたいですね。勉強になりました。
AP1
- AP1さま>
これは釈迦に説法、失礼いたしました。
私はO梅の在なのでいつも電車代けちってチャリで通ってました。
かなり目立つので守衛所では顔パスに近かったです(^^;)
千歳はチャリで通えないので行った事が無いですが(爆)
CFRPのアブレーションがうんたらとか耐環境性とかをやってました。
圧力容器としては良いのかも知れませんね。複雑な形状が作れないのが問題でしょう。
少なくとも三研の奥の方では確かに見かけましたとだけ。
Square