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下の設問やあなたはどっち、などで自衛隊の装備は銃よりも国産弾の方に問題があるのでは、という趣旨の事が書かれていますがどのような点に問題があるのでしょうか? 銑鉄 |
- 質問の補足です。どのような点とは、装薬や薬夾の質か製造工程かもしくは他の点に問題があるのか、ということです。
銑鉄
- 弾に問題あるのかな?
現場では聞いたことありません。(銃が悪い!と言うのは良くある話ですが、ほとんどは「お前が悪い」場合が多いです)他国の弾を撃ったこと無いけど、特級射手の皆さんは射距離300mでちゃんと当てていますから。
経験上、小銃のジャムる最大の要因は「弾倉の変形」、機関銃は「リンクの変形」ですね。
はいどーも
- 某A社の国産弾薬は、装薬(発射薬)の燃焼特性に??? 初速の安定性(均一性)にも??? 雷管感度にも???
長年に渡って世界各国の銃&弾薬を撃ち較べる経験を持つ事により、良い物、悪い物が自然と理解出来る様になると思います。
・良い物−−−ヨーロッパは、銃器発祥の地であり、数百年の歴史とノウハウを持ち、生かされています。
・無難な物−−−米国製弾薬は、品質的に無難な物です。革新的な発明、改良、コスト意識、の前向きファイトは偉い!
・問題害−−−国産弾薬全般。 いちよ撃てます。弾丸は、飛んで行ってくれます。
*まぁ大抵の次A官や、K察管も、しょせん「井の中の蛙」です。 井の外(他)を知らない。
*射撃で国際競技出場クラスの選手は、試合で国産弾を使用してますでしょうか!?
以上は、小火器用弾薬についての私見です。 大砲用弾薬の事は解りません。
軌跡の発動機?誉
- 某A社の国産弾については、性能に問題有という話を耳にする一方で、初速のバラツキは少ないという話も聞いております。まぁロット等によって性能は微妙に違ってくるだろうし、それに対する評価も人間が下す以上は十人十色的なところがあるので、一概に断ずることはできないでしょう。
なお、某A社は金属のプレス加工(この場合は薬莢の製造)については優れた技術力を持っていると聞いています。
>2
マガジンは、フロアーやスプリング等の調整に問題があったり、リップ(装填口)に変形があったりするとてきめんに作動不良の原因になるようですね。オート・ピストルの発火式モデルガンをいじっている人なら少なからず経験があるかも・・・(モデルガンを快調に作動させるための裏技としてマガジンのリップ部分の調整等が挙げられている)
余談ですが、第2次大戦中に組織的にサブマシンガンの密造を行ったことで知られるデンマークの対独レジスタンスは、活動の一環としてドイツ軍接収下のDISA(マドセン)の工場破壊を行った際、同社で製造していたスオミ・サブマシンガンの銃身やマガジンを大量に盗み出したそうです。密造サブマシンガン(ステンのコピー品)の本体部分は簡単な旋盤やプレス機械があれば作れるものの、銃身とマガジンは製造と調整に手間がかかるため、既製品を入手・流用して間に合わせたわけです。もっとも、マガジンはあまり持ち出せず自家製となったそうですが・・・
ブラック・タロン
- *射撃で国際競技出場クラスの選手は、試合で国産弾を使用してますでしょうか!?
というか国産のマッチ弾てあるんでしょうかね。
少なくても鉄砲屋では見たことなし。
SAW
- 64の方は大分改良してるらしいんで「64は○○」と言っても初期型と後期型では事情が違うこともあるかも。
元J官が退役してから10年くらいして64を見たら「俺が使ってた64よりずいぶん改良されてた。」らしいです。
SAW
- 連射失礼
ある元J官(上の人と別)が64を撃ってると明らかに反動が違う弾が混じってることがあると言ってたのをカキコした後に思い出しました。
ただ他国のミリタリーボールに比較して頻度が高いのかどうかは解りません。
SAW
- >64を撃ってると明らかに反動が違う弾
肩付けでも違ってたんじゃないでしょうか。
それを、当らなかった理由にしてるとか。
>3
井の中の蛙というのは認めますが(笑)
少なくとも同じ銃、同じロットの弾を使い、片や散らばる。片や300mm先のバストアップの的にバスバス当てる。
こういう現実がある限り問題外と言うほどの物ではないのでしょうか。
逆に弾が駄目なのに命中精度が高いのであれば、銃が素晴らしいということになりますね。
外国製の未に見なんかは不具合のオンパレード状態です。
(尤も銃器好きの友人は、ライセンス生産だから性能落ちたんだと言っていますが)
はいどーも
- ↑その方は現役時代から射撃の国体選手でもあった
のでそういうことはあったのでしょう。
ただ、22ロングライフルのマッチ弾(外国製ね)でも
たまにレレ?ということはあるらしいですね。
精度を追求したはずのマッチ弾でもそういうことが
あるのなら、ミリタリーボールでもありえるような
気がします。
ただ、それが具体的に精度や回転不良に影響を与えて
いるかは判りません。
米国製の弾で欧州系の自動銃を撃つと回転不良が多い
とある銃雑誌に出てたことがあるそうですが、別に
弾が不良品という訳でなく米国系の自動銃用弾薬
にややライトロードの弾薬が多いのが原因だった
ようです。
このように銃と弾の相性もあるみたいですね。
SAW
- 多くの回答をしていただき、ありがとうございました。欧米のものにはおよばないが、作動不良の原因となるほどひどいものではないという事ですね。
銑鉄
- >6.初期型と後期型では事情が違うこともあるかも。
私が武器学校の一般公開で見た64式小銃ですが、槓桿が右側面についていたものがありました。
64式小銃の欠点のひとつに照門が高いことがあります。これは右利き・左利きの差をなくすため中央部に槓桿を配置したためでもありましょう。
今にして思えば、槓桿をガリルARMのような配置にすれば、わざわざ照門を折り畳み式にせずともよかったのではないか・・・と思います。
strafe
- ↑あるいはプロトタイプの銃かも知れません。
具体的改良場所は「幻の自動小銃」という本に載っていたように記憶しています。
たしか、A,B,C型とあったように覚えていますが外観は変更がなかったような気が・・・
外観を変えるとすぐに欠陥個所が判り前任者の責任問題になるから照準器やボルトハンドルはそのままだった?(笑)
手元に本がないので確認ができません。
興味があれば本屋さんで探してみられてはいかがでしょうか。
SAW