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1469 フルオートモードで引鉄を引き、弾切れになるまでの時間が一番長い・マガジンの
装弾数が一番多い個人用携帯火器(サブマシンガンやアサルトライフル)を教えて
ください。


ベリアル

  1. 質問者です。
    自分が知っている範囲で一番装弾数の多い銃は「アメリカン180M2SMG」
    ドラムマガシンの177発です。


    ベリアル

  2.  アメリカン180M2は、.22LRを使用する用途のよくわからない(笑)サブマシンガンですが、これの初期型のカスールM290という銃は装弾数290発だったそうです。いくら.22LRが安価でプリンキング向きと言っても、これだけの数をバリバリ撃ってしまったらさすがに高く付きそうだな・・・(←その前にアメリカ国内では所持は難しいと思うが)また、キャリコM100(.22LR)も100発の装弾数を持っています。
     でも、これらは.22LRという小口径弾を使用するからこそできた話であり、特殊な例と言うべきでしょうかね。

     一般的に軍・警察向けに作られているライフルやサブマシンガンに限定すると、スタンダード・マガジンの装弾数は大体20〜30発前後が主流、多くても40発が多いですね。
     とりあえず上記に絞って装弾数の多いものを調べてみた限りでは、旧ソ連(ロシア)のPPSh41&PPD40(共に7.62mm)やホービア(9mm)のドラム・マガジンが71発、次いで同じロシアのバイソン・サブマシンガン(9mmX18)のスネイル・マガジンが64発、その次がFN P90やキャリコM950等に見られる50発というところでしょうか。

     なお、、アサルト・ライフルまたはそれらの民間向けスポーター用に100発単位のドラム・マガジン(もっとバリバリ撃ちたい民間ユーザー向けと言うべきか?)を販売しているパーツメーカーもあります。

     ちなみに、この場合の『フル・オートで撃てる個人携帯火器』には、サブマシンガン、アサルト・ライフルの他に軽機関銃(分隊支援火器)も含まれると思いますが。
     軽機関銃の場合、ミニミのようなベルト給弾式であれば、理論上装弾数は『無限』になってしまいます(笑)。実際には100〜200発単位で弾薬ケース等に纏めたベルト・リンクを使うのが普通ですが。
     アサルト・ライフルを大型化したようなマガジン式の軽機関銃だと、やはり100〜200発の大型マガジンを使用します。
     両者とも上限が200発程度とされているのは、軽機関銃の持続発射速度との兼ね合いや、弾薬を持ち運ぶ兵士の負担等が考慮されているはずです。
    ブラック・タロン

  3. ところで質問者の方は、マガジンの弾数が多いほど
    持続時間が長いと思っておられないでしょうか。
    SAW

  4.  MG3の発射試験で、弾薬ベルトをどんどん継ぎ足して連続発射したところ、1万発の弾薬を約7分間で撃ち尽くしたそうです。
     実験の結果、銃の機構上において問題は生じず、銃身を交換した後さらに1000発の連続発射をしても故障しなかったそうです。(質問とはあまり関係無い回答かも・・)
    二式砲戦車

  5. 回答ありがとうございます。

    もしも戦場に出ることになれば弾切れが怖いので、こんな質問をしました。
    理想を言えば映画「ターミネイター2」「プレデター」のように携帯用(?)ガトリングガンを持ちたいのですが
    「ランボー」のような軽機関銃を構える腕力さえ怪しいので、サブマシンガン・アサルトライフルで聞いてみました。

    ●ブラック・タロンさん

    >アメリカン180M2は、.22LRを使用する用途のよくわからない(笑)
    たしか高い連射速度で複数の命中弾で殺傷力を高めるコンセプトだったと思います。

    民間向けの大容量マガシンが存在しているとは・・・・
    もしも戦場にでることがあれば、そんなマガジンを装備したいものです。
    あとマガジン式の軽機関銃の存在は知りませんでした。


    ●SAWさん

    思っていません。
    質問文が誤解を受ける文になってしまいましたが、射撃時間が長い銃と装弾数が多い銃の2種を質問したつもりでした。
    ちなみに小型サブ・マシンガンが、連射速度を下げる為にいろんな努力をしているのを知っています。


    ●二式砲戦車さん

    知らない情報ありがとうございました。

    ベリアル

  6. >5
     なぜ軍隊で一般兵のライフルやサブマシンガンに多装弾マガジンが支給されないのか、その理由を検証してみるのも一興かもしれません。

    1/多装弾マガジンは重い
     わしは自分でいじった経験はないんですが、フル装弾したマガジンは結構重いものです。M16用等のようにスチール製だと尚更。
     100発を越えるような多装弾マガジンは、確かに一人の兵士が弾数を持ち運べる点では有利です。が、P90等一部の例外を除くと、大抵の銃はレシーバー下部にマガジンを装着するので、フル装弾時のその重量が銃のマガジン装着部に負荷をかけることを留意する必要があります。ホルダーで2個以上のマガジンを束ねて銃に装填する使用法も、これと同じ欠点を抱えています。
     また、マガジンだけやたら重いと、二脚架を備え伏射等で使用することも少なくない軽機関銃ならともかく、肩付けや腰だめで撃つことが多いアサルト・ライフルやサブマシンガンでは重量バランスが偏ってしまい撃ちにくくなります。

    2/弾が出なければ意味がない(笑)
     内部でスプリングが弾薬を押し上げるタイプの多装弾マガジンは、スプリングの張力がバカ強いためか、ものによっては給弾不良を頻発する傾向があるようです。一般的な20〜30発装填のスタンダード・マガジンですら、ものによってはフル装弾だと最初の一、二発は給弾不良を起こすことがあるくらいです。訓練ならともかく、実戦では給弾不良の頻発は命取りに繋がる恐れがあります。

    3/多装弾であること自体が問題?
     100発を越えるような多装弾マガジンは、いくら装填器があったとしても、兵站で弾を込めるのに時間と労力を食ってしまいます。マガジンそのものもスタンダード・サイズに比べて高価で複雑な代物といえます。ちなみに、今の分隊支援火器用のドラム・マガジンには、それこそ撃ち切ったら捨てても惜しくないという考え方の下、プラスチック等で安価に作られているものもあります。
     そして何より、機関銃手以外の一般兵がそんなに大量の弾数を持っても、その分重量的負荷が増えるだけであまり意味はないといえます。上で書いた重さの問題にも通じますが、個人装備がどんなに発達しても、兵士一人が持てる重量には限度があります。
     まぁその前に、兵站から離れている兵隊が手持ちの弾を短時間で全部使い切ってしまうような戦闘は、携行する弾数云々よりその状況そのものに問題があると思われます(笑)。

    >マガジン式の軽機関銃
     ちょっと本題からは外れますが、第2次大戦までは結構色々ありました。米BARやチェコ機銃(Vz26)とその亜流軍団(英ブレン、日96式&99式)等が代表格でしょう。戦後〜現代にかけてはアサルト・ライフルを大型化した分隊支援火器がいくつか登場しており、RPK系(AKベース)、FALOまたはLAR-HB(FALベース)、L86A1ライト・サポート・ウェポン(L85A1)等が知られています。
     アサルト・ライフルを大型化した分隊支援火器は、部品互換性や操作性の点では有利なものの、装弾数(一部に多装弾マガジンを使用するものもあるが、ライフルのスタンダード・マガジンと同じものを使用するのが多数派)や持続発射時間等はベルト給弾式のオーソドックスな機関銃型には劣るため、現代軍では多数派とは言い難いでしょう。
    ブラック・タロン

  7. >2. アメリカン180M2は、.22LRを使用する用途のよくわからない

    公用(警察用)の用途を狙ったものだったように覚えています。
    開発者の意図は、軍用ライフル弾(.223Remingtonや.308NATO)では市中でのフル
    オート射撃で二次被害が出るであろうから、低威力の22LRで制圧射撃可能な
    火器を目指したとのこと。

    >5. もしも戦場に出ることになれば弾切れが怖いので

    我々が戦場で死ぬとすれば、多分一発も撃たぬ間に面制圧兵器で粉々になれる
    のでそおゆうことは心配しなくてだいじょぶです。

    strafe


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