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2?3年前ですがタンフォグリオ社がフラッシュホール部の肉厚を大きくする事でストレートブローバックで9×19mmと同等の威力で発射させる。という構想を打ち出していましたがどうなったのでしょうか?たしか肉厚を大きくする事で薬莢の破裂が無くなり発射できるようになるとの事でした。 スコフィールド |
- 誰もレスしないので、私が少しのコメントをしましょう。
ご質問の件は、伊”Tanfoglio”社のFARシステムの事ですね。
http://www.tanfoglio.it/sportandcompetition/farsystem.htm
http://www.guns-world.net/inter/mag/m1-i/profils/far.htm
薬莢のヘッド(底の部分)を厚くして、反作用重量を稼いで、スライド開放を遅らせる。→
銃身固定のストレートブローバックに出来る。 という理屈なんでしょうかね!
弾薬全長が9mmにしては、長くなっていますね。 薬莢のヘッドが厚くなったので、高腔圧による薬莢切れも防ぐ2重効果?
その程度の重量増加で、充分な開放遅延が出来るのなら、世の中のオープンボルトファイヤー・マシンガンや、
大型自動けん銃で、とっくにやっている事でしょう。
スライド(ボルト)肉厚を、ちょっと厚くしてもいいじゃないですか?
例えば、
1.非ロック機構(当然、固定銃身)の一般的なオープンボルトファイヤー・マシンガンで、
9mmParaクラスの包底圧を、抑える(遅延)させる為の努力は、
・ボルト重量:中型けん銃一丁分の重量。
・リコイルスプリング力:最後退時で、圧縮力3kg以上。
のガンバリをさせています。
2.9mmParaより、弱装の380ACPクラスの中型けん銃のリコイルスプリング力も、
同様3〜4kgぐらい、あるものです。
という事で、たぶんポリゴナル銃身にしてガス圧を逃がし、且つ、薬莢厚みや、重量を少しぐらいいじった程度では、
現実身の無いシステムでは、ないでしょうか。 本当にパテント取れたんか?
それとも、私の感じた方向性が、間違っているのでしょうか?!
軌跡の発動機?誉
- 有難うございます。反作用重量を稼いでスライドの開放を遅らせる、ポリゴナル銃身でガス圧を落とす、という方法だったのですか。H&KのVP70のような強引な方法ですね。従来の弾薬と互換性もなさそうだし、銃ごとにヘッドの厚さを変えないと使えなさそうですね。
スコフィールド