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1462 「むらさめ」型護衛艦を改良した「たかなみ」型護衛艦は艦中央部のMk48VLSを廃止して艦首のMk41に統合して装備することになっているそうですがそもそもMk48とMk41は何がどう違うのでしょうか?
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  1. 既にこちらの過去ログでも語られておりますが、
    http://www.warbirds.nu/ansq/2/B2000403.html

    MK41はロッキード社製のホット・ラウンチ型の汎用VLSでスタンダート、
    トマホーク、VLA(垂直発射型アスロック)、シースパロー等を運用でき、
    通常型と短縮型があります。日本ではMHIがライセンス生産を行ってます。

    MK48はレイセオン社製(?)のホットラウンチ型のシースパロー専用の
    VLSで、シースパロー以外は運用できません。

    シースパローの新しいタイプRIM-162ESSM(発展型シースパロー)では
    クォード・パックと呼ばれる方法でMK41に1セル当たり4発を搭載できる
    ようになりますので、MK41を装備している艦では新たにMK48を装備する
    必要性が少なく、また従来は8セルが1セットであったMK41は今後は1セルづつ
    パラで搭載できるようになることから、今後は小型艦でも汎用性の高い
    MK41へ移行すると思われます。

    MK48の類似のシステムとしてはアスターSAMを発射するSYLVERがありますが、
    こちらはコールド・ラウンチ型だったと思います。
    http://www.occar-ea.org/C1256B0E0052F1AC/vwContentFrame/N254SPVD454SLEREN
    AP1

  2.  艦船Ans.Q向きのネタになりますが・・・

     Mk48はシースパロー艦対空ミサイル(SAM)専用の発射機です。一方、Mk41はスタンダードSM-2、シースパロー、トマホーク、アスロックに対応可能な汎用発射機です。
     これ以外については他の詳しい方のフォローを待ちます。

    『むらさめ』型護衛艦は16セル型のMk48とMk41をそれぞれ1基ずつ搭載しており、Mk41はアスロック(垂直発射型)用となっています。『たかなみ』型ではこれを艦前部の32セル型Mk41に統合しています。
     なぜ『むらさめ』型の段階で統合しなかったのかという質問が出そうですが、これについては勉強不足のためよくわかりません。シースパローとアスロックの発射機を別に装備していた従来艦(はつゆき型、あさぎり型)の形式を引きずっている面もあるのかな〜などと勝手に想像してみる(笑)
    ブラック・タロン

  3. ぶはっ、被った(;^_^A(爆)
    ブラック・タロン

  4. >2

    単にESSMの開発が遅れたからじゃないですかね?
    SUDO

  5. 「たかなみ」型でVLSがMk41に統合されたのは、海上BMDシステムを将来的に整備するのを見越して(まだ研究段階ですが)、DDをイージス艦とリンクした弾道弾迎撃ミサイルの弾薬庫としても運用できるように、という事ではないでしょうか?

    それと「むらさめ」型がMk48、Mk41とVLSを分けているのは、「むらさめ」型構想時にはシースパローや新艦対空短SAM等の個艦防空用SAMしか必要なかったわけで、短SAM積むのに艦内容積や排水量が増加する恐れのあるMk41を、わざわざ採用する必要がなかったのではと思います。
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