福井市在住の者です。ご質問の工場かどうかは分かりませんが、日本国際航空工業福井工場というのがあって四式戦闘機のプロペラ（ペ32）を作っていたという話を本で読んだことがあります。
私も調べてみたいと思いますので、よろしければ工場について現時点で分かっている情報をお教え下さい。

Ｔｙｐｅ97

軍需工場法によって工場名を秘匿するために、軍需工場には特殊な工場番号を与えられていました。
私が調べているのは、「神武第３０５７工場」です。
その工場の場所には、数年前までは縫装工場があったそうですが、現在は廃業しており、その親会社（繊維関係の商社）も終戦当時の事は分からないとのことです。
関係する名前は「田中洋行」、あるいは「丸乙レース工場」等です。
当時の電話番号は「丸乙」の物だったようです。何か分かればお教え下さい。
　
波照間

波照間さん、情報ありがとうございます。
土曜日に図書館で調べますので、しばらく時間をください。
Type97

波照間さんへ
今日福井県立図書館に行って「福井市史」、「西藤島村史」、「繊維産業史」など工場の手がかりになると思われる本を探してみましたが、「神武第3057工場」に直接結びつく情報はありませんでした。
どの本にも「○○繊維工場が軍需工場になって落下傘をつくっていた」といったような簡単な記述があるだけで、落下傘の材質、製造等まで深く込み入って書かれているものはありません。また工場番号等に関することについて書かれたものもありません。
また「丸乙レース」についてですが、現在の福井市の電話帳にはなく、昭和23年に出た「機業場一覧」にも名前はありませんでした。
私の調べ方が悪いのかもしれませんが、もはや地元のおっちゃんに直接聞き込みをするしか調べる方法はないようです。
場所に関しては福井市大宮5丁目にある「田中洋行八ツ島サイジング工場」と推測されるのみです。
ご期待に沿えず申し訳ない。

Ｔｙｐｅ　97