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はじめまして。 陸上自衛隊の手榴弾について教えてください。 PXなどで販売している模擬手榴弾はWW2の米軍のMk.2みたいなシロモノですが実際はどんなものが採用されているのでしょうか? 制式名称もご存知でしたらお願いします。 にのじ |
- 米軍Mk2手榴弾に似たものをサスペンダーに付けている写真をよく見ますが、Mk2の国産品なのか独自開発品なのかは情報不足で不明です。
ブラック・タロン
- MK2破片手榴弾(M204A2手榴弾信管付)
M26A1J破片手榴弾(M204A2手榴弾信管付)
MK3A2攻撃手榴弾(M206A2手榴弾信管付)
MK1照明手榴弾(信管付)
M21演習手榴弾(M205B1演習手榴弾信管付)
発煙手榴弾(赤、黄、緑、紫)
黄燐発煙手榴弾(WP)
焼夷手榴弾
はいどーも
- >ブラック・タロンさん
その手の写真は私も見たことがありますが、あれって安全性に問題はないのでしょうか?
もしも安全ピンが抜けたら即点火ですよね。
安全ピンって意外と硬いのかな。
>はいどーもさん
詳細な情報ありがとうございます。
M26AとMK3A2はベトナム戦争で米軍兵士がぶら下げていたヤツですよね。
http://pacificcoast.net/~dlynn/yank/usid.htm
ブラック・タロンさんがおっしゃるように自衛隊といえばMk.2のイメージしか無かったものですから自衛隊でも採用してるとは意外でした。
それにしても50年以上昔に開発されたMk.2が未だに採用されているというのも驚きですね。
にのじ
- >未だに使われているMkII手榴弾
雑誌の取材写真や後方写真で陸自隊員が持ってる手榴弾は大抵MkIIで、M26A1は見た記憶がないです。不思議だ(笑)
有色の発煙手榴弾は、駐屯地創立記念行事の訓練展示で模擬弾着として投げたりしてるのがそうかなぁ?
MkIIとM26A1を比較すると、性能はM26A1の方が上といえます。でも、ぶっちゃけた話、多少性能が低くとも、ちゃんと爆発して破片を撒き散らして兵員を殺傷できればいいわけで、その意味では手榴弾は案外長持ちする兵器なのかも。
>自衛隊における手榴弾の携行方法
サスペンダーに手榴弾のレバーを引っかけて携行する方法は、大戦中の米兵がよくやっていたスタイルを受け継いだものでしょうか。行動中に枝等に安全ピンを引っかけて自爆してしまう危険があるとよく言われますが、以前サープラス品の手榴弾(爆薬・信管排除済)を手に取ったときは、そう簡単に抜けるようなピンではないような気が・・・(歯で噛んでピンを抜くシーンが映画等ではお馴染みだが、歯が丈夫でないと辛そう)それに、ピンがブラブラしないようテープで縛る等の工夫くらい現場でいくらでもできそうです。
米軍には手榴弾ホルダー付きのユニバーサル・アムニッション・ポーチがありますが、陸上自衛隊では手榴弾収納用のポーチ類って制式化してたかな?
ブラック・タロン
- すいぶん昔の陸自OBですが、3年間自衛隊にいて、一度も
本物のハンドグレネードを投げたことがないそうです。
最近はだいぶ改善されたつつあるようですが、何故か
市街戦の訓練を自主規制してしまうとか、弾の出ない
機関銃を放置してしまうとか、機関けん銃のような
銃を採用してまうとかと同じ原理がハンドグレネード
にも働いているのかも知れません。
SAW
- あと、米軍のM67(だったかな)の安全ピンは先が割ピン
になっていてピンを延ばすのにそうとうな力がいる
そうです。
SAW
- 陸自OBは私でなく友人のことです。
SAW
- 携行方法は、手榴弾嚢という3発入るポーチにれるのが正規の携行方法です。
形式は知りませんが、アメリカ軍がWW2で使ったものと同じだと思います。
ピストルベルトに吊り下げ太腿の位置で固定するものです。
レバーをサスペンダーに引っ掛ける方法は、あくまで簡易式、しかしながら、正規の手榴弾嚢があることを知っている人は普通科隊員ぐらいでなので、ほとんどの人はサスペンダーに引っ掛けるものだと思っています。
安全ピンは割ピンで、180度に開かれていますので、そのままだと指で引っ掛けて外せません。(よほど力がない限り)
従いまして、投げる前に割りピンをつぶし、抜きやすくします。
はいどーも