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1428 バルカンファランクスは、いろいろな弾薬を各種おりまぜて発射するそうですが、そしたら、弾頭の重量や強度が弾種によって違うと思います。その際、弾道がばらばらになったりはしないのでしょうか?

これは大戦中の機関銃でも前から疑問に思ってました。曳航弾と実包では弾道が違うのではということです。
Yakisaba

  1. M61 20mm バルカンには多種の弾薬が使えますが、近接防衛用のファランクス CIWS に搭載する場合は劣化ウランないしタングステン合金のサボ付き徹甲弾(APDS)に弾種を統一していたと思います。

    >曳航弾と実包では弾道が違うのではということです。
    なるべく重さを合わせる工夫は行われていたようです。英軍の場合 WW2 初期のマーク4曳光弾は徹甲弾より軽くGをかけながら撃つと弾道が分離してしまう為、もっぱら焼夷弾であるデ・ヴィルデ弾を曳光弾がわりに使っていたようです(後期型のマーク6曳光弾では改善されたらしい)。
    ささき

  2. >.弾道がばらばらになったりはしないのでしょうか?

    その通りです。 多少の差はありますが、バラバラというか、
    「だいたいは同じ弾道を描いて飛んで行くかな!?」 と思う程度。

    >.曳航弾と実包では弾道が違うのではということです

    だから、上の回答と同じ。 詳しく述べれば、曳光弾は、弾頭の中の薬剤が燃えながら飛翔しますので、
    段々と重量が軽くなります。 軽くなると、弾道は、上向き気味になります。
    よって、曳光弾の着弾点は、普通弾より、上気味になります。 そこ迄を考えて射撃するのが玄人だそうです。

    軌跡の発動機?誉

  3. それではとある火葬戦記に出てきた数弾種を織り交ぜて発射するというのはうそなのですね

    みなさんありがとうございます
    Yakisaba

  4.  通常弾と曳光弾を織り交ぜて撃つことは、普通の軽機関銃・重機関銃でも行われていました。曳光弾の弾着場所だけがわかるけれども、通常弾は実際にはもっと下の弾道で飛んでいると考えるのがプロ、と言うことだと思います。

    マイソフ


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