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旧ソ連のDShk重機ってどのような点が旧式化してしまったのでしょうか?小火器にはあまり興味が無いもので、常識の質問でしたらすいません。 バツ |
- DShK(Degtyarov-Shpagin Krupnokalibernyの頭文字)又はDSchK(Degtjarov-Schpagin Krupnokalibernyj)は西側のブローニングM2に相当する、1938年から近年まで使われた東側の主要な重機関銃です。現在はNSV(Nikitin, Volkov, Sokolovの頭文字)に置き換えられていますが、途上国では今なお現役で使われてます。両者のスペックは
DShK
弾薬: 12.7x109 mm
重量: 34 kg
全長: 1625 mm
銃身長: 1070 mm
給弾方式: belt 50 rounds
発射速度: 600 rounds/min
初速: 850 m/s
http://world.guns.ru/machine/mg03-e.htmより
NSV
弾薬: 12,7x109 mm
重量: 25 kg
全長: 1560 mm
銃身長: ? mm
給弾方式: belt 50 rounds
発射速度: 700-800 rounds/min
初速: 845 m/s
http://world.guns.ru/machine/mg02-e.htmより
両者の違いで顕著なのは重量です。NSVはプレスとリベットを多用し、また銃身の冷却フィンも廃して生産の容易化と軽量化が図られてます。また
http://www.armscontrol.ru/atmtc/Arms_systems/Land/Small_Arms/smarms.htm
によると、NSVはガスレギュレーターとシリンダーの強度が高く銃身の振動を抑え、DShKに比べ命中精度が高いとなってます。
epitaph
- これでロシア戦車を心置きなく作ることが出来ます。ありがとうございました。
バツ