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APFSDS弾は横風の影響を受けやすいと聞きます。 ろくに調べもせずに初質問するのは恐縮なのですが、例えば、 横風15m/s(一定)の環境(海抜0m、気温20度、湿度70%)で、コリオリ力を無視すると、 NATOの120mm/DM23が射距離1000mで着弾がどのくらい横ズレするかといったことの 概数値や計算式を知りたい場合、どんな資料をあたればよいかご存知ないでしょうか? また、横風0での着弾のブレですが、一般的に、着弾の分布は2次元のガウス分布 と思ってよいのでしょうか? そういう公表資料の有無でも構いませんので知見が得られたらと思います。 イヤボーン |
- う〜ん。う〜ん。どうしてガウス分布?(笑)
ガウス分布というものの定義が判っていれば、そのような事は言う訳がないと思うんだけど…。
ちなみにガウス分布である…と書かれていたのは誰が書いた弾道学の本でしょう?
教えてもらえれば逆に幸いです。
sorya
- ちなみに、この手の事象には大体二項分布を適用させますけどね。
(と、いうか、それ以外のものは考えられない)
ちなみに言うと、弾頭の射弾分布は半数必中角で表します。
どうして半数か?簡単ですね?
sorya
- 例えば、「93式105mm装弾筒付翼安定徹甲弾」の制式要綱は下記URLで
見られます。
http://jda-clearing.jda.go.jp/kunrei/i_fd/iz1993c2565.html
でも、兵器の威力(徹甲弾だったら貫徹能力や命中精度など)に関係
することは、普通、軍事機密です。上記の制式要綱でも、貫徹威力と
命中精度は、別冊になっていて、一般人には公開していないと思います。
あと、DM23ぐらいの比較的古い砲弾のデータだったら、
”Jane's Ammunition Handbook” に載っているかもしれません。
ただし、私は持っていないので、責任はもてませんが。
ちなみに最新版の価格は、現在¥57,822+¥5,782(amazon.co.jp調べ)
だそうです。
>一般的に、着弾の分布は2次元のガウス分布と思ってよいのでしょうか?
えーと、直立した標的の縦方向をY軸、幅方向をX軸とすると、砲弾の
初速による偏差は、Y軸方向への偏差に影響を与えますが、X軸方向の
偏差には影響を与えないことになります。このことから、外的要因が
ない場合は、射弾の命中分布は縦長の楕円形になるのではないでしょうか?
ようするに、X軸とY軸でpとnの値が異なる二項分布になるのかな・・・。
厳密にはあれなんですが、ガウス分布は、正規分布なんで・・・。
ある
- お二方、お答えありがとうございます。
すみません、中心から離れたある点に当たる確率、
ブレの2次元的な確率分布を、勝手に考えてました。
試行回数の極限をとればそうなるのが自然かなと。
でも、あるさんのおっしゃる通り、タレを考えると、
鉛直方向に伸びそうですね。
やはり不勉強なのが分かったので、出直します。
イヤボーン
- あ。あのぉ…根本的な間違いを犯してません?>両氏
APFSDS弾であろうと、回転させてるんですけど。
回転させているってことは、当然ながら弾道も真っ直ぐではないんですよ?
これはライフル砲用弾薬も同じですけど…。
sorya