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とある雑誌に、「メタルストーム」なる銃が紹介されていました。今回は、それについて質問させていただきます。 手元にその記事がないので記憶違いもあるかと思いますが、その特徴は ・ケースレス弾を使う。 ・銃身の中に、弾を一列に連ねて装填する。 ・そうした銃身が何本も束ねられており、発射速度は一分間に百万発。 ということでした。 これまでにない装填方法、発射速度を持つこの銃ですが、今後、どのような用途に使われるようになるのでしょうか。 みなさんの考えを聞かせてください。 よろしくお願いします。 きめら |
- yahooを使って少し調べてみたところ、DARPAでは地雷に替わるものとして考えられているそうです(それでも暫定的なアイディアだということですが)。
また、『泡消化剤弾を詰めたレーザー誘導式消化弾』として、消防の用途に使うという利用法もあるのだとか。
具体的な利用法はまだ確定されていないようなので、推測することしかできませんが、みなさんはどうお考えになりますか?
あるいは、すぐに立ち消えになってしまうのでしょうか。
きめら
- オーストラリアで私立企業が開発している物で、質問文にもあるように銃身内に数発の弾が入っており撃発ではなく電気ショックでほぼ同時に発射される(発射時における弾丸の間隔はたった数センチだとか)仕組みです。CIWSとしての使い方が想像図に載ってましたが、再装填とかには問題がありそうです。でも対ヘリ地雷やクレイモアに似たような使い方ができると思います。
Vinegar-Joe
- >これまでにない装填方法
実は前装式マスケット銃の時代、一本の銃身に火薬と弾丸を交互に装填し、発火機構をスライドさせながら撃つ「連発銃」のアイデアは既に存在しました。しかし一発でも不発があればそこから後ろ全部ダメになっちゃうとか、うっかり後方に火が回ったら銃身破裂しかねないとか、再装填に時間がかかるとかの問題で実用化には至らず、王侯貴族の高価な玩具にとどまったようです。
ささき
- 回答、ありがとうございます。
Vinegar-Joe様
確かに、再装填には問題がありそうですね。一般的な自動給弾方式は無理でしょうから。CIWSとしての使い方というのには納得です。これまでのもの以上に、濃密な弾幕が作れそうですね。ただ、一瞬で弾が尽きてしまいそうですが。
ささき様
案だけなら昔からもあったということですね。銃器は、一見とんでもない発想の積み重ねで発展してきているように思います。特に連発化の点については、さまざまなものがあったようですし(多銃身の火縄銃や、ちょっと違うけど早合なんもその例でしょうか)。
メタルストームは、参考にしたHPによると、
『ガトリングガン[多銃身回転式による初期の機関銃]の発明以来、銃器のもっともめざましい高速化と言えるだろう』
とのことです。銃器はこれ以上発展のしようがないものとおもっていましたが、まだ進化の余地はありそうですね。
きめら
- メタルストーム:一本の銃身に火薬と弾丸を交互に装填
レスが遅いですが、こういうのは、温故知新な物でしょう。
銃砲の創世記(11〜13世紀)に、東ヨーロッパや中近東で、”Roman Candle Tube”の名称で、
武器として出現しています。(実質、連発ハンドキャノン)
現在では、この原理がそのまま、連発式打ち上げ花火としての意味・名称となっています。
参考HP 連発打ち上げ花火の構造ですが!!
http://fp.redhouse.f9.co.uk/pyro/roman.htm
軌跡の発動機?誉