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アメリカ軍の装備で20ミリバルカン砲がありますがM61A1からF22にはM61A2になっているんですがどのように変わっているんでしょうか?検索の仕方が悪いのか名前だけしか出てきません。またミサイルと比べてあまり進化していないような気がしますが(照準装置とかは進化していると思いますが)対空戦闘にはこれで十分ということでしょうか? 風来坊 |
- 英語ですが毎度おなじみのFASです。
http://www.fas.org/man/dod-101/sys/ac/equip/m61.htm
ここによるとM61A2はM61A1の軽量化タイプで、主に銃身の肉厚を削ることで軽くしてるそうです。
固定機銃の要/不要論はありますが、米軍に関してはやはりこれでよしと判断したのでしょう。
epitaph
- googleで検索した一番最初
http://www.gdarm.com/GDAS_Products/fact_sheets2/pdf-name/M61A1_M62A2.pdf
軽くなったらしいですな。
ミサイルの進歩とは単純に言うと誘導装置の進歩です
目標により正確により効果的に突っ込むための進歩であり
機関銃の場合は、それは狙いをつける操縦者の技量、機体の性能、そしてFCSの能力で確保できるものです。
その観点から言うなら、優れた運動性と優れたFCSを持つ新型戦闘機は、それだけで機関銃の性能を引き出す能力に優れているといえるでしょう。
ミサイルといえども、破壊力その他は大して変わりません。機銃の場合もそれほど能力の向上や変化は必要ないのではないでしょうか。
SUDO
- 米軍のフライト・マニュアルにおいては空対空戦闘において、FOD(異物吸入)
の危険性があるので、機関砲の使用は避けるように指示されていると聞きます。
航空団の整備補給群の装備隊とかで見学すると分かるのですが、機関砲という
のは意外と整備に手が掛かるものです。
JSFやユーロファイターについてもコスト低減のため機関砲の廃止が検討されている
と聞き及びますし、BVRミサイルや幅広い交戦エンベロップを持った格闘戦ミサイル
全盛の今日においては機関砲の地位は益々下がりつつあると思います。
だからと言ってすぐ機関砲が廃れるという訳ではないのは、パイロットが
あまり良い顔しないのが最大の原因かもしれません。。。
技本では機関砲の換わるものとして空対空(地)フレシット・ロケット弾の研究を
行っているようです。
AP1
- >3
JSF、F-35では機内に機関砲搭載を要求しているのは米空軍(CTOL型)のみで、海軍(CV型)、海兵隊/英空軍(STOVL型)はガンポッドの搭載を考えているようです。
でも今後、同等のBVR能力や同性能のAAM、高度なAAM探知・妨害能力を持つ敵機が相手となると益々機関砲の需要が高くなる可能性もあるかも知れないですね。
ガンヘッド507
- JSFの機関砲装備はまだ流動的な部分があるようで、どうなるかは正式にきまってないようです。
ただ、マウザーの27mmというのは確実なようです。
これは、M61ではJSF用としてはサイズが大きいといのと、空軍が要求する2nmという射程を得られないからだそうです。(スタンドオフガンだなんて言ってますが)
あと、これってF/A-18の時のように、対空用に2度上向きにするか、対地用に1.5度下向きにするかなんて話は起こってないんでしょうかね?
Sparrow
- 機関銃というか薬莢式自動連射火器というジャンルじたいが 1950 年台に完成の域に達しており、これ以上あまり弄るところがなくなっていると思います。M61 の原理なんて 1800 年代のガトリング砲まで溯るし、マウザー BK27 にしても動作原理は 1945 年のマウザー MG213C と同じですからね。30mm 級なら近接信管を装備できるし、ひょっとすると終末誘導も可能になるかも知れませんが、そんな事する位ならもっと AAM 積んだほうがマシです。現代戦闘機の機関砲はむしろ原始的なところ(弾薬が安くて無駄撃ちできる、故障や不発の可能性が少ない、チャフやフレアに騙されない、etc)に存在価値があるのではないでしょうか。
ささき