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銃身が長く突き出した形の自動拳銃が少なくなったのはなぜでしょう? 白猿岳 |
- >.銃身が長く突き出した形の自動拳銃
独(P38、P08、モーゼルM96) 日本(14年式)コマーシャル( コルト・ウッヅマン) みたいな銃の事でしょうか?
少なくなった理由は、下記の通りです。
銃身を遊底(スライド)で被う”ブローニングタイプ”が自動拳銃として機能上も、製作都合上も、
完成されたスタイルと言えます。
(あえて、ティルト・バレルロッキング方式と アンロック・ストレートブローバック方式の差は、言及しません)
1.銃身が長く突き出ているタイプは、銃身がアッパーレシーバー(尾筒)と一体の物が多く、製作に手間が掛かります。
(一部の銃は別体構造も有り)
それに対し、ほとんどのブローニングタイプは、銃身が単体 且つ、円筒形で、製作が容易ですし、銃身交換も簡単です。
2.ブローニングタイプは、比較的、中、小型化し易いのです。
3.ブローニングタイプは、スライドの先端(銃口)附近を意図的に重くし、マズルジャンプ対策とする物も有ります。
(大型拳銃は、そうしています。)
4.銃身が突き出ていると手扱い中に、ぶつけたり、曲げたりしやすいのです。 特に銃口先端部をぶっけると命中精度が!!
理屈から言うとこんな感じですが、特にコマーシャルアイテムとなると、オートマグや デザートイーグルの様に、
結局は設計者の考え、市場へのインパクトや、市場受け 等 色々でしょうね。
軌跡の発動機?誉
- 上記のほかに、連射してバレルが熱くなったときに銃身に触れて火傷するというのも在ったと思いますが。ベレッタ系の銃も銃身が露出しており、不発が発生したり装填不良が発生した際にうっかり銃身に触れ似たようなことがあったかと。
Cz75
- >2.連射してバレルが熱くなったときに銃身に触れて火傷する
という事は、通常銃身が突き出しているリボルバー式なら、火傷する事故が多発していてもおかしくないですね。
でも、その様な苦言は聞きません。 拳銃の場合、短時間内にての連射数が僅かなので、
大事に至る程の火傷・アクシデントは、起きにくいでしょう。
(150発/分以上 連射しないと、銃身は火傷するほどには、熱くなりません。)
〜?誉