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映画「プライベート・ライアン」の中に出て来たと思うのですが米軍兵士 がガーランド小銃の先端に手榴弾みたいなものを付けて発砲すると ソレがすっ飛んでいくのがありましたがアレはなんなのですか? またこの武器はいまでも自衛隊やたの軍隊でも使用されているのですか? アッパーカット |
- http://www.warbirds.nu/ansq/4/D2000557.html
masa
- M7グレネード・ランチャーでは?
モーグリ
- 詳しく言うとあれは「グレネード・ランチャー」というミニ迫撃砲です。
第1次大戦で発明された物で、銃口に手榴弾サイズの爆弾<ライフル・グレネード>を装着し、それをガス圧で飛ばします。
空砲で発射するんですが、反動がべらぼうに大きく片付け射撃が不可能で銃の消耗が激しいという問題点がありました。
M1ガーランド用のグレネード・ランチャーは自動小銃の機構を破壊しないよう反動を押さえた物で、片付け射撃も可能です。
現代の小銃でもこの手のライフル・グレネードを使用できるものが多いです。が、最近では後述の専用グレネード・ランチャーが銃に付属したタイプの方が人気があるようですね。
余談ですが日本軍は銃の消耗を恐れてライフルグレネードに消極的で、代わりに専用の発射機<擲弾筒>を開発しています。ベトナムで活躍した米軍のM79グレネード・ランチャーは擲弾筒の子孫です。
モーグリ
- ↑空包で発射 : M1ガランドのような単発装填ができない小銃用に小銃弾をグレネード弾体中に吸収する物も開発されています(いちいち空包を装填しなくてもグレネードを発射出来る)。現代ではたしかイスラエルのガリルがこの手のグレネードを発射できます。
Vinegar-Joe
- 自衛隊の新隊員教育では64式用の「小銃てき弾」の訓練を行っていましたが、実際には第一線の普通科部隊では使用していないようです。89式用の物が開発されたという話もないですし、小銃を痛める原因にもなり今後は消えていくと思います。米軍などの使うM203のようなコンビネーションガンのほうが使いやすいですし今後自衛隊が後継のテキ弾発射機を採用するならそういったものになるんじゃないでしょうか。
名無し野空挺団
- >4,5
現在使用されてる小銃用擲弾の多くは、実包で撃てるタイプのものです。
また、89式小銃用(64式でも使用可能)の小銃てき弾が開発中です。
(N)
- 89式/64式用ライフルグレネードは弾丸トラップ式みたいですね。(演習弾には専用の発射薬筒を使うみたいですが2タイプあるのか?)
尚、開発の際各国の類似品も89式で試したそうですが、発射時後方への飛散物が発生して安全上問題があったとの事だそうです。
ガンヘッド507
- ↑の「89式/64式用」というのは開発中の「新小銃てき弾」のことね。
ガンヘッド507
- こちらにこられる、専門家の方によれば開発中の89式小銃用ライフルグレネードは妙なグレネードランチャーよりも命中率が高く、装甲貫通力もなかなかのものとお聞きしました。
ただ、名無しの空挺団さんの言われるように「小銃を痛める」とかいうことで、訓練を躊躇したりとか、「対戦車ロケット弾だ」とか「過剰防衛になる」と言われて対テロゲリラ戦の実戦で使えない。任務より弾種を使い分ける(ゲリラには榴弾、暴徒にはガス弾)汎用性がないのでPKOとかに持っていけない。冷戦時と違いロシアの装甲車両と戦闘する可能性が低い。
以上のような理由で、「持っていけない優秀兵器より米国等が持ってるようなM203みたいなのを装備してくれー。」という声が現場から起きるのではと妄想しています。(笑)
SAW
- >9
自衛隊も機動隊の催涙ガス弾発射機(なんて名前だろう)みたいなの持ってるんですか?
ガンヘッド507