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1332のノースバーグさんのレスを見て思い出したのですが、冬戦争を描いた映画「タルビ・ソタ」中の衛生兵は銃を持っていましたが「プライベート・ライアン」のウェード衛生伍長や「遠すぎた橋」での橋を襲う空挺隊の軍医殿は銃を所持していません。衛生兵の武装は何かの条約で禁止されていてフィン軍はそれを無視しているのでしょうか? それともそのような物は無く米英が介護に専念するためこのような措置をわざわざ執ったのでしょうか? 紅葉饅頭 |
- この問題前に調べたんだけど、だいぶ忘れてしまったなー。
うろ覚えで申し訳ないが衛生兵や軍医が自衛用の武器を
持つことは禁止されていなかったはずですよ。
実際の米軍でも、軍医がガダルカナルに銃を持って出動
しています。(口径45拳銃とM1903ライフルだったと思う)
なんでも彼等に言わせると、日本軍は途中から国際条約
を守らずに衛生部隊を攻撃するようになったからだそう
です。
たしか衛生部隊を攻撃してはいけないという国際法規は
あったはずですが、そういうことを気にしない軍(日本
軍もそうだったの?)と相対してる衛生部隊は自分や防護
するために武器をもってるということじゃなかったなかった
のかな。
そういう必要がなければ、別に持つ必要はないということ
ですね。
この前は「衛生兵」「武器」とかで検索したような気が
します。
過去ログにもあるかもしれませんよ。
自衛隊の衛生兵も64式を携帯して演習してる映像を
見たことがあります。
あと病院船も船内秩序維持のための携帯武器くらい
までは装備して良かったんじゃないかな。
SAW
- >衛生兵や軍医が自衛用の武器を持つことは禁止されていなかったはずですよ。
そういえば(汗)こないだのNHKで自衛隊の医療についてニュースの特集かなんかでやって隊員が64式邪魔そうに担いで訓練してるのを見ました。その時もいいのか? と思いましたが。
>たしか衛生部隊を攻撃してはいけないという国際法規はあったはずですが
プライベート・ライアンでウェード上等兵が独逸兵にリンチしながら叫んでた「衛生兵は撃っちゃいけないんだぞ!!!」という言葉はここから来た物でしょうか?
紅葉饅頭
- 一応ジェノバ協定によって「衛生兵は武器を携帯して戦闘行動に参加しない」、「衛生兵を攻撃しない」というきまりがあったはずですが。実際には戦闘中の混乱のなかで協定もなにもなく、衛生兵が攻撃を受けることもよくあったそうです。第二次大戦時の日本は正式に協定に参加していなかったため、米軍衛生兵は常に攻撃を受けていました。協定の関係から当時の衛生兵は非武装であったはずです。護身用の武装くらいはOKだったかもしれませんが。ベトナム戦時も北ベトナムは協定加盟国でないため衛生兵は攻撃され、そのため彼らは武装を携帯していたようです。フィン軍の件はフィンランドが協定加盟国か否かというところだと思います。余談ですが、宗教上の理由で戦闘に参加できない(クエーカー教徒など)人々は衛生兵を志願して戦争へ行ったそうです。
Vinegar-Joe
- 傷病兵保護条約(正式名は非常に長い)というものが、
ジュネーブで結ばれているようです。
1929年に結ばれたものが49年に改定されているようです。
少なくても改定後は、衛生隊への攻撃禁止などの保護規定、
衛生隊が自衛および患者の保護のための武器使用することを容認、
衛生隊が本来の任務以外での軍事活動を行った場合の保護規定適用
の消失などが規定されているようです。
SAW
- googleで傷病兵保護条約で検索すると詳しい条文
が出ています。
上で出ているジェノバとはジュネーブの英語読みなの
でしょうか、イタリアのジェノバなのでしょうか、
ミュンヘンもミューニックとかいう言い方があったはず。
このあたり難しいですね。
SAW