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今日は、始めまして。 僕は良く架空戦記物の小説を、よく読んでるんです。 主に谷甲州氏、林譲治氏、佐藤大輔氏とかの作品が好きですが、谷甲州氏の「覇者の戦塵1943ダンピール海峡航空戦」の中で、陣内少佐が食べている「乾麺ぼう」とはどんな物なんだろうって、気になったんです。 因みに「乾麺ぼう」の「ぼう」の字がIMEでは出て来ませんでした。 きっと、帝国陸軍の正式な装備の中に、あって作中で登場させたと思うんですが、一体どんな物か、知ってる人がいたら、教えていただきたいです。 それにしても、あれに出てくる「零式重戦車」って格好良いですねぇ。 荒島級巡洋艦も最高です。 akichan |
- http://www.warbirds.nu/ansq/9/I2000045.html
SUDO
- あれえ、どっかに書いたと思うんだけど見当たらないな。
麺麭ってのは、これだけで「パン」という意味の当て字になります。
乾麺麭というのは、つまり乾パン。
http://www.yin.or.jp/user/kaniya/kanpan.htm
陸軍仕様と海軍仕様は形状と包装に多少差があります。
http://www.yin.or.jp/user/kaniya/seihin.htm
カニヤさんのラインナップでいくと「ネービーカンパン」というのが海軍仕様で、当時は氷砂糖とともに角缶に入っていたそうです。
陸軍仕様のは「小型カンパン」のかたちです。こんぺいとうとともに布袋に入っていたそうです。
http://www.hamamatsu-cci.or.jp/industry/number_one/14_sugar/14j_sugar.html
三立製菓、森永製菓、カニヤ等が主たる納入業者だったようですね。
海軍仕様の方が美味だったようですが、これは陸軍のは包装法のせいで南方に持っていくとすぐしけってしまうせいかもしれません?
サイパンで陸軍兵が海軍の乾麺麭を受領して「トランプみたいにでっかい!」「缶入りだ!」「氷砂糖だ!」「オレ達のよりんまい!」となって、カンパンひとつとっても「やっぱり海軍はいいもの食ってるんだ・・・」と落ち込んだり恨んだりという話を読んだことがあります。
まなかじ
- > 主たる納入業者だったようですね
ていうか、このころあった製パンおよび洋菓子系の工場は多くがカンパン製造を大なり小なり請け負っているようですね
まなかじ
- どうも、皆さん有り難うございました。
知ってしまえば、何だそうだったのかって言う感じですが、陸軍と海軍の物では、違うとか、色々あるんですね。
どうでも良い話なんですが、因みに僕は自A隊の松島基地にに勤務しているんですが、昨日、新しく配備されるF2戦闘攻撃機もとい支援戦闘機の格納庫の新設工事現場で500ポンド爆弾の不発弾が、見つかったとかで、大騒ぎでした。
因みにその爆弾、古い旧軍当時から使っていた格納庫の解体工事中に、ユンボが引っ掛けて見つかったそうです。
ユンボのおっちゃん、さぞかし腰抜かして吃驚した事でしょう。
で、その爆弾は今も、ユンボに引っ掛かったまま現場にあります。
何でも、陸自の処理班が、25日にどうするか決めるんだとか。
akichan
- 戦争に行かれた方からお聞きした話しです。
南方戦線で逆上陸戦に失敗し二人分の塹壕の中で、重症をおった一等兵が伍長(当人)に涙ながらに
訊いたそうです。「伍長殿カンメンポウを食べてよろしいでしょうか?」本来は分隊長以上の指示のない
場合は非常食は食べれなかったそうですが伍長は「うん、食え」といったそうです。
一等兵は一つの乾パンを口にすると「うまいであります」といって涙を流して息をひきとったそうです。
たかが乾パンひとつにも悲哀があります。合掌
山芋太郎
- ゴミレス
漫画「のらくろ」に死ぬほど硬いカンパンを敵の弾で割るというシーンがありますが、これは大きさからすると海軍製のようです。
安井 賢一