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1279 友達から映画「フェイス・オフ」で、トラボルタが教会での戦いで使用していたフルオートで撃てるハンドガンのような銃は何かと聞かれました。
僕も見てみたのですがわかりません。
何という銃なんでしょうか?
しんぺー

  1.  それはロシア製のスチェッキンAPBピストルですね。9×18マカロフ弾を使うピストルで、ショルダーホルスターがストックになるやつだったと思いますが。しんペーさんが仰っているように、フルオートもできる銃です。手元に資料がないゆえ、これ以上はちょっとわかりかねます。

    Cz75

  2. >1非常に無粋な突っ込みで申し訳ないのですが、スチェッキンはAPSだったと思いますが?
    MAKAROV

  3.  スチェッキン・フル・オートマチック・ピストル(APS)は、旧ソ連軍が1951年に前線下士官や特殊部隊向けに採用したハンドガン型マシンピストルです。
     口径は制式拳銃PM(マカロフ)と同じ9mmX18で、スライド左側面にセフティ兼用のセレクターを備え、セミ/フルで撃てます。中口径弾を使うピストルとしては大型の部類に入りますが(銃本体の全長225mm、ストック装着時533mm)、本体重量は約1kgと軽いのが特徴です。グリップ内部のマガジン後方部にレート・リデューサー(連射速度を抑制する機構)を組み込み、さらにスライドの後退量を大きく取っているため、毎分750発の連射速度の割にフル・オート射撃のコントロールは容易と聞きます。昔のモーゼル・ミリタリーやルガーP08のように、ホルスター兼用のストック(初期は木製、その後プラ製に変更)をグリップ後部に装着して使用します。

     なお、スチェッキンAPSはその後、拳銃弾を使用するため威力が低いと判断されたのか、1970年代に入って第一線部隊から引き上げられ、現在はロシア警察や内務省の治安維持部隊を中心に使用されています。
     また、一部のAPSはサイレンサーを装着するための改造を加えられ、APbの名称で旧ソ連軍特殊部隊に再支給されました。
     スチェッキンAPbは、APSの銃身の周囲にスリーブを被せ、その先端にサイレンサーを装着できるようになっています。サイレンサーはガス拡散室とマフラー部(マキシム型)で構成され、銃身スリーブを通じて発射ガスをガス拡散室に導き圧力を緩和する構造になっています。グリップ後部に装着するストックも、オリジナルのホルスター・ストックはかさばるため、金属ワイヤー製になっています。なお、この金属製ストックはサイレンサーのホルダーも兼用しています。
     APbはオリジナルのAPSと同じくセレクティブ・ファイアで(フル・オート時には当然減音効果は落ちる)、サイレンサーを外して使用することも可能です。
    ブラック・タロン

  4. >3すいません、知ったかぶりでした。
    MAKAROV

  5. 皆さんの丁寧な説明、どうもありがとうございました。

    しんぺー


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