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AKMはオレンジ色のプラスチックマガジンを使用する場合がありますが、このマガジンはスチール製マガジンよりも何か優れているのでしょうか?AK-74からはプラスチックマガジンのみになっているので。 それと、このプラスチックマガジンの側面に見られる歪みは、なにか意味があるのでしょうか? BN-2 |
- 単純に生産性&軽量化優先じゃないかと邪推しましたが、AK系のスチール・マガジンとプラ・マガジンのスペックの差がよくわからなくて・・・(苦笑)
プラ・マガジンの歪みは単なる製造上のムラみたいなものでしょう。性能に問題はないと思われます。
ちなみに、AK74のマガジンは製造メーカーによって違いがあるようで、大部分はプラ・マガジンですが、中国やハンガリー、ルーマニア、旧ユーゴスラビア等の製品にはスチール・マガジンを使うものが見受けられます。
ブラック・タロン
- 1.プラスチックを小火器に使用する場合の一般的理由
メリット
生産性向上による原価低減、軽量化、錆対策の不要、色の自由度、形状の自由度、過熱によりの高温保護、
寒冷時低温保護、素材によってはリサイクル可能 等。
デメリット(或いは選定時の注意点)
耐衝撃性→プラスチックは割れる、耐熱性、高温&低温時の強度低下、
光の反射(特に夜間)←仕上げ程度にもよりますが! 耐油性、耐薬品性、紫外線による劣化、
極薄肉&極厚肉は不得意 等。
AKシリーズのマガジンがプラなのは、原価低減と軽量化を、主に狙ったのでしょう。
2.まさに、本件質問の為に有るかの如くのHP(英文)を紹介します。
http://www.smallarmsreview.com/june.htm
このAKシリーズ用マガジン専門のHPを丹念に見れば、例えば、オレンジ色の理由が見えて来ます。
(記載されています。) 親切に要約しましょう−−−
オレンジ色の理由: 強度&耐火性、生産性を考慮し、ガラス繊維で強化されたフェノール樹脂で出来ており、
そのフェノール基材の原色がオレンジ色なのです。
( 要するに、世の中の電気製品の中に良く見かける赤茶色のベークライトです。)
又、スチール製のマガジンも日々改良され(軽量化)どんどん薄くなって来たり、
アルミ化もチャレンジした事(結局採用不可)が書かれています。
軌跡の発動機?誉
- プラマガジンの利点としてマガジンリップが変形しにくく送弾不良が少ないということを述べた文章があったような。
単に割れてしまうので損傷に気がつきやすいだけかも知れませんが。
SAW
- >3.にレス。
スチール製(もしくは板金)のマガジンリップは、やわで変形しそうなイメージが有りますが、
これは価格相応=ピンキリです。 作りがしっかりした物は、浸炭熱処理 などが施され、
手先(指先!)の力なんかでは、曲がらないもんです。
もっとも!!−−つい先日の他のレスでも発言しましたが、マガジンは、けっこう消耗品的に考えるべき物です。
使用していれば、その内、落下させたり、ぶつけたり、ジャムしたり、で ヘコミやツブレが出来てしまうもんでしょう。
〜?誉
- 丁寧な解答、ありがとうございました。
BN-2