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ずっと前にどこかで2匹の虎が逃げ出して射殺される事件がありました。このとき一匹は地元猟友会に射殺されていますが、もう一匹を射殺したのは警察です。警察内には狩猟用、対動物用の銃が配備されているのでしょうか? にがうり |
にがうり
で、警官が拳銃を発射し、熊を仕留めたとの事。もっとも、行動不能にできただけで、止めは猟師の散弾銃を使ったそうですが。
以上、その昔にNetNewsに流れていた記事の記憶です。そこでも「拳銃で熊のような大型動物に有効打が与えれるとは」という感想がでていました。
以上のような例もありますよ…という程度で。
こしょく
杉村徹
クマを仕留めるには最低でも.30-06と言われます(アラスカ方面での話)。まぁ、拳銃弾でも当たり所によってはそれなりにダメージを与えることはできなくもないかもしれませんが。
以前、高知で土佐犬が飼い主を噛み殺した事故があったときは、駆け付けた警官が家族の了解を得て拳銃で射殺しました。
警察が大型動物を射殺しなければならなくなった場合、大勢で一斉に拳銃を発砲するか、狙撃銃を持ち出してくることは充分に考えられます。
ブラック・タロン
アラスカ方面では、クマ相手には基本的に口径.30-06以上のライフルを使いますが、バックアップ用として.44マグナム等のリボルバーも携行します。
クマに対してマグナム・リボルバーを使う状況に陥ったときは、空か地面に撃ってクマが逃げてくれるよう促すのが第1段階、それでも迫ってきたら急所(心臓部。頭は小さくよく動く上に頭蓋骨が頑丈なので避ける)に撃ち込むことになります。ただし、最後の一発は自殺用に取っておけというジョークがあるくらいで、マグナム・リボルバーといえどもクマ相手には力不足です。
ブラック・タロン
当時の千葉県猟友会員と話したことがあるけど、警察が撃ったという話
は出なかった記憶があるな。
たしか、警察の厳しい指導によりハンターのほとんどが大型獣用スラッグ弾を
保持していなかったために、(と言うか猟期が終わると弾を消費して
しまうように警察から言われるので弾全体が不足気味だったらしい)
最初の1頭にハンター3人ががかりで撃ったけど鳥用散弾が全部皮膚で止まっ
てしまって効果がなかった、1人だけスラッグ撃った人がいて、それがうまい
具合にトラの眉間に当たったのは幸運だった
これじゃやってられないと会員が警察に猛抗議して警察の予算で購入した
スラッグ弾を会員1人に3発配布して、この弾で2頭目を射殺した
という話だったですな。
千葉県警の狙撃班がライフルを持って出動した報道はあったけど撃った
という報道も見た記憶なし。
対動物用を想定しているかどうかは疑問だけど、警察の狙撃銃のほとんどは、
豊和工業製の狩猟用ライフルのようですな。
警察官のけん銃は自動式、回転式の両方があるけど、回転式の方が圧倒的
に多いし、制服警官はほとんど回転式ですね。具体的にはニューナンブ
M60、口径38回転式が最大勢力と思う。(最近はS&WM37とかも
あるらしいけど。)
ずいぶん以前に、沖縄の動物園からライオンが逃げたときには、警官3
人が15発もニューナンブ(口径38回転式)けん銃を打ち込んで射殺
したらしい。
相手が反撃してきた場合はかなり危ない状況だと思うな。
結論
猛獣が逃げた時には、猟友会にがんばってまらいましょう。
SAW
トドにトドメを刺すわけですな。・・・・すいません。
epitaph
http://www.sannet.ne.jp/asagumo/topmenu.html
バツ
バツ
ライフルは銃刀法で口径10.5mm以下と制限されていますが、『もっぱら、トド、クマその他大きさがこれらに類する獣類の捕獲の用途に供する銃』は口径12mm以下まで許可されます。
12.7mmは厳密に解釈すると銃刀法では所持不可となります。自衛隊の場合は特別な扱いとなるでしょうが・・・
そーいえば、以前TVでトド撃ち猟師が紹介されていたのですが、その人はショットガンでスラッグ弾(一発弾)を撃つそうです。ショットガンの番径(口径)制限は通常12Ga.以下、トドやクマ等の大型獣用は8Ga.以下となっています。ライフルは所持できるまでに時間がかかるので(10年以上のショットガン所持実績を要する)、ショットガンでスラッグ弾を撃つ方が現実的な手段といえるでしょうか。
>8
自衛隊によるトド駆除支援の写真、ブローニングM2の4連装銃架って確か対空用のやつでしたっけ? M2で4連装銃架と聞くとM16自走重機関銃(ミートチョッパー)を思い出してしまう・・・
谷川岳の遭難者収容支援の写真、M1ライフルやスプリングフィールドM1903A4はわかるが、ブローニングM1919まで動員したのか?(汗)
ブラック・タロン
>ブローニングM1919まで動員したのか?(汗)
1960年9月19日、谷川岳一ノ倉沢での遭難で、9月25日に“1500発の銃撃でザイル切断”だそうです。
http://www.angel.ne.jp/~otagiri/syouwasenngokinew_page_5.htm
・・・・・・昔読んだ「ドーベルマン刑事」にも、猛吹雪の雪山で宙づりになった登山者のザイルを「死を待つのはむごすぎる」と狙撃してクビになった元刑事のエピソードがあったなぁ・・・・・・って、話がそれましたね(大汗)。
杉村徹
自衛隊に限らず、省庁装備銃は、公安委員会の許可を得て所持保有している訳ではないと思いますが。
現在に類似の事態が起きたら、使用の法的根拠の方が問題になりそうな気がします。ある雑誌で現職自衛官が「ゴジラが出現しても災害出動では武器使用ができない、防衛出動でも疑問がある。(敵軍隊でないから?)怪獣映画の世界ではちゃんと特別法があるんでしょう。」という話をしている(記憶カキコ)のを見たことがありますが、トド退治でも似たようなことが言えるような気がします。
実際に動物に射撃しているので、なんらかの法的根拠はあるのでしょうが、当時の関係者は退職してるでしょうし、上記の発言を見ると現役の隊員も「すぐには法的根拠が思いあたらない。」状態なのでしょうね。
この時にはF−86Fが出動して氷上のトドに銃撃を加えたという話を聞いたことがありますが、真偽の程はわかりません。
トドは音に敏感なので、戦果は上がらなかったそうです。
SAW
この銃なら熊でも虎でも1発でしょう。12.5mmだそうです。
Vinegar-Joe