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銃の照星と照門の距離のことについて質問させていただきます。 狙撃銃には、照門が銃の中程についていたものが、一般的だそうで、調べて見ると「これは、遠距離での照準精度を上げるためだ」と書いてありました。しかし、中にはサブマシンガンでも照門が中ほどについているものもありした(MP38とかPPS43など)。サブマシンガンは、いわば「数打ちゃ当たる」の典型。なぜこのような銃でも、照門を中ほどにつけたのでしょうか? 最終便の乗客 |
ちなみに、狙撃銃のアイアン・サイトはオマケと思って良いのではないでしょうか(無い銃もあります)。普通は光学スコープを使います。
解答になっていません、ゴメンナサイ。
居眠り将軍
上のレスにもありますが、狙撃専用銃は基本的にスコープ・サイトを使用し、金属照準器は緊急用の予備の扱いとなっています。故に、最初から金属照準器を持たない狙撃銃もかなりあります。
>照星(フロント・サイト)と照門の距離は離れているほど遠距離での誤差が少ない
余談になりますが、機関部をグリップの後方に備えるブル・パップ銃の欠点の一つがこれです。銃身がレシーバー内に収まってしまう分全長が短くなり、照準線(フロント・サイトとリア・サイトの間の長さ)も短くなってしまい、精密射撃に向かなくなるのです。このため、大抵のブル・パップ銃は低倍率スコープ・サイトを標準装備しています。金属照準器を使っているのはFA MASや中国軍最新型ライフル(87式?)など少数派です。
ブラック・タロン
ただし質問にあるように、狙撃銃以外でも機関部中程に照門が付いた物も時折見かけます。私も、「なぜ、これ(照門)が、ここに、付いているんだ!?」と疑問に思う物がよくあります。多分製造上の問題(溶接強度とか)ではないかと思いますが、中にはどう考えてもわからないものもあり、これについては私も知識不足でわかりません。
epitaph
ほとんどのボルトアクションライフル、ほとんどの独軍小火器、戦後はAK47シリーズとか!
1.これらの共通点は、リアサイト(照門)の形状です。 タンジェントサイト、リーフサイト、バーニアサイト等です。
ヒープサイト(穴照門)では有りません。 遠距離照準時、照門が高くせり出します。(起きます)
肩付け照準時、目の前10〜15cmぐらいの距離で照門Tが起き上がるこのタイプは、非常に照準しにくいんです。
2.タンジェントサイトは比較的、取り付けスペースが長いです。 ボルトアクションのレシーバー後方は、
あまりそのスペースが無いですね。
という事で、米軍M1903シリーズのボルトアクションは、ピープサイトなので、銃後方設置が可なのです。
MP38は、独軍の用兵スタイルのなごりでしょう。
軌跡の発動機?誉
するのですがどうでしょうか。
穴照門は、目のそばにきた方が見やすいと思います。
実際の装備例を見てもそうなっているような気が・・
狙撃銃かどうかと、照門の位置にはあまり相関関係はない
ような気がしますが。
SAW
でしたっけ?
SAW
もう一つ、聞きたいことが、、、、。皆さんが下さった情報で、狙撃中の金属製スコープはオマケ、ということはわかりました。しかし、私は、スコープのようなデリケートな製品が、戦場での環境に耐えうるカがあるのかどうか、非常に懐疑的であります。最近のスコープは、結構耐久性があるのでしょうか?よろしくお願いいたします。
最終便の乗客
>6 ところでM1903ライフルシリーズってすべて穴照門でしたっけ?
いえ、初期のものはタンジェントサイトです。毎度お馴染みのFASに比較画像があります↓。
http://www.fas.org/man/dod-101/sys/land/m1903.htm
お礼にこんなのどうぞ↓。既にご存知かも知れませんが、2次大戦前後のライフルの写真があります。
http://www.qnet.com/~jrprts/
>7 ブリタニカ、ですね。英語版 www.britannica.com で探してみたのですが、「遠距離での照準精度を上げるため」というのはちょっと見当たりませんでした。また時間があるときに探してみます。それとスコープ・サイトは昔から戦場で狙撃銃に用いられています。耐久性に関しては昔も今もほとんど変わらないでしょうが、スコープ・サイトとアイアン・サイトでは精度が全く違いますから、耐久性よりも精度を重視した場合に用いられています。実際、スコープ・サイトを用いるのは(特殊な場合を除いて)ほとんど狙撃銃に限られてます。なお2.でブラック・タロンさんがおっしゃったように、最近のブル・パップ銃は低倍率のスコープを標準装備しているものがあります。これらが採用される時にも同様に耐久性に関する疑問がありましたが、スコープをフレームと一体構造とするなどして通常のスコープよりも耐久性を増すことで良しとしているようです。
epitaph
その通りです。穴照門は近くの方が良いです。(射撃反動で眼を打ち付けない程度)
細穴のおかげで、人間の眼の被写界深度が向上し、狙いやすいとか。<−−医学的な事は、苦手。
>6.8. M1903の件。
ですから、タンジェントサイトタイプは、銃の中程に!
ピープサイトタイプは、銃の後方(レシーバー・エンド)に組み付いてます。
その他、
実は仏陸軍用小銃 Mle1936 & Mle1949 は、タンジェントサイトにもかかわらず、
レシーバー・エンドに付いてます。
少し前のAnsQ回答、「仏陸軍用小銃は、ほとんど左ライフリング」の件と言い、解釈不明です。
〜?誉
>狙撃中の金属製スコープはオマケ
アイアンサイトは金属製スコープのことではなく通常の照星
照門を使用した照準器のことです。
したがって、上記の二つの文章の意味はまったく正反対です。
SAW
があることをご理解下さい。
その前提の理解がないと、回答分を読まれても「誤読」の原因
になり質問の「どうどう巡り化」を招きかねないと思われます。
ブリタニカの文章も「大前提」を念頭に置かれて再読されれば
別の意が浮かびあがるやも知れません。
SAW
ですね。
SAW