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1024 えと、ココに書くような事ではないような気もしますが…
もし、世界規模の核戦争が起こったとして、
放射能問題、核の冬等のことも含め、
何年ほどたてば人が住めるようになるでしょうか?
ていうか、人は少しでも生き残れるんですかね?
chacha

  1. もし、プルトニウムを使用した爆弾を使ったら、まず地上に出てこられるようになるのは絶望的だと思います。放射能というのは風に乗って広がるし、プルトニウム自体が完全に消滅するには10万年では聞かないそうです(学校の先生談)。
    人が生き残ることができても、、、、、どうしようもない状況になると思います。
    以上です。また、何かわかったらお知らせします。
    最終便の乗客

  2. >1 長崎原爆はプルトニウム原爆ですが、現在、爆心地の浦上天主堂周辺でウム放射能による立ち入り禁止区域ってあったっけ? とにかく、全面核戦争の環境への影響は「核の冬」説もあれば、それほど長期間にわたって深刻な影響を及ぼすものではないとする説もあって、どれを信じたらよいか、私も良くわからんが。
    アリエフ

  3. 修正 ウム放射能→プルトニウムによる残留放射能
    アリエフ

  4. >2
    おなじくそれが疑問なんです。プルトニウムの半減期は数万年単位なんで
    そこから考えると長崎や広島で人間が暮らせるとは思えません。
    上に土をかぶせたとか、柳がどうのとか話は聞くんですが、どれも何か
    怪しいです。
    すぐに拡散して問題ないレベルになるという位しか思いつかないですが
    そうなるとチェルノブイリはどうなるねんと・・・。
    詳しい方いらっしゃいませんか?
    taka

  5. 詳しくないのでよけいに気になるのですが、プルトニウムに限らず一定量の放射性物質が核分裂を起こすときに放出するエネルギーはプロセスに関わらず一緒ですよね? そうなると、瞬間的に大量のエネルギーを放出する核爆発では、一般的な半減期よりも圧倒的に短時間で放射性物質の量が減っていくと考えないとつじつまが合わないような気がするのですが・・・・・・実際、小説「東京地獄変」(横山信義著)でも水爆(内部の起爆用原爆?)の放射性物質が「完全に燃え尽きたかどうか?」で核汚染を懸念するくだりがありますし・・・・・・
    明石耕作

  6. >4,数万年
    数十億年でした。
    taka

  7. 正解がある質問ではないので回答はしませんが、ちょっと一言・・・

    放射性物質の人体への影響を考える場合には、半減期だけを取り上げても仕方無意味です。結局はどれだけの量を体内に摂取するかで決まるので、安易に「半減期が長いから危険だ」などと言っても意味がありません。
    TETSU29

  8. プルトニウム原爆(水爆の起爆用として使われているものも含む)について、プルトニウムが核分裂反応を起こすとどんな元素になってしまうのだろうか。そして、どんな放射線を出すのか(γ線、α線、あるいは?)、その半減期は? 検索してみたがわからなかった。
    確かに、残留放射能考える上で放射性物質の量も重要な要因ですね。水爆の核融合反応により重水素や三重水素が変化して生じる放射能はどうなんだろう?世界中にどれだけの残留放射能がばら撒かれるか、正確に計算するのは難しそうだな。
    アリエフ

  9. >8 そうなんですか、、、、知りませんでした。chachaさん、いいかげんなことを伝えてしまい、申し訳ありませんでした。

    最終便の乗客

  10. >8
    >プルトニウムが核分裂反応を起こすとどんな元素になってしまうのだろうか。そして、どんな放射線を出すのか(γ線、α線、あるいは?)、その半減期は? 

    私の手元には資料があるので全部わかりますけど、量が膨大なのでとてもココに書けません。核分裂といってもスパッと真っ二つに割れるわけではなく、大体質量数(陽子数+中性子数)が70〜160位のところに核種が分布します。分布のピークは大体質量数が90付近と140付近の2カ所にできます。これはUでもそう大きくは変わりません。核分裂反応でSr-90やCs-137といった放射性物質が多く発生する理由はコレです。
    ちなみに最も簡単な資料としては「アイソトープ手帳(改訂9版)」(日本アイソトープ協会)の92-93ページに載ってます。理工学書が充実している図書館あたりを探してみたらあるかもしれません。

    現在の残留放射能ですが・・・なんと偶然にも昨日私の手元に届いた今月の原子力学会誌に今までの核実験の残留放射能を計算した例が載ってるではありませんか。(笑)
    要約すると、1945-1985までに1570回実験が行われ、TNT換算で75万kt相当の核爆発があり、2.9E+24Bq相当が放出されたそうです。
    大気圏内核実験は400回程度ですので環境中にばらまかれたのはこの内の3分の1程度と見てよいでしょう。もっともこの数値は放射能の減衰を考慮していないので、現在残っているのはさらにその千分の1以下でしょう。

    ちなみにチェルノブイリ事故で環境中に放出された放射能量は、3.7E+18Bq位です。つまり今までの核実験でチェルノブイリの100万倍の放射能が世界中にばらまかれている計算になります。(本当か!?)

    まあ、コレはあくまでも計算結果の一例であることはお断りしておきます。
    長々と失礼しました。
    TETSU29

  11. チェルノブイリの場合、核分裂によって生成された Sr90 が特性的にカルシウムに近いことから、人体に吸収されて長く留まることにより、継続的に放射線照射を体内から浴びつづける状況になってしまったため、被害が拡大しましたね。
    α線なんて紙一枚で防御できるくらいの短距離しか効果を及ぼしませんが、これが体内だとかなりの個数の細胞(の遺伝子)にダメージを与えてしまいますから。
    あと Cs137 もまずいんでしたっけ。
    Sr90 が半減期 28.8年、Cs137 が30年。
    #Pr239 は24,100年……
    tac

  12.  ゴミでしょうが、
     同じプルトニウム利用の核兵器でも、長崎原爆と冷戦以降の核兵器ではエネルギーの利用比率が異なるそうです。
     長崎原爆(ファットマン)は核爆発を利用した通常爆弾で、エネルギーの大部分は爆風に変換されます。放射能はあくまでも副次的な残留物です。
     現在のプルトニウム原爆は、中性子爆弾と同じ考え方で、放射能への変換比率を高めているものです。
     また核エネルギー自体が比較できないほど巨大化している点も考慮していいと思います。

     あと広島、長崎の残留放射能の件ですが、爆心地の傍に川が流れていたため、水が放射能を吸収して海に流したため比較的短期間に人が生活できる状況に清掃されたとの記述を読んだ記憶があります。
    能登

  13. 興味深く読ませていただいたのですが、
    何名かの方は、核分裂時の放射線と
    核分裂生成物(放射能・死の灰あるいは高レベル放射性廃棄物)
    からの放射線を混同されているような気がします。

    どんべ

  14.  放射性降下物(死の灰)を構成するものには、核分裂生成物(36種の元素の300以上の同位体を含む)、未反応の核分裂物質(反応する前に飛び散ってしまう部分)、核爆発で生じた中性子により誘起された誘導放射能を含む物質、があるそうですね。
     最終的には雨・風によって放射性物質が流されて拡散してしまったみたいですが、場合によっては水を介して濃縮されることもあったようです。例えば、爆心から4キロ地点に降った黒い雨が固まった泥からは、爆心の数倍の放射線が検出されたとか(原爆投下から2ヶ月後に、疎開から帰ってきた子供が泥の隣で寝てたら円形脱毛症になったので、測定してみたら、そんな数値が出たそうです)。
    ノースバーグ

  15. 現実の例として、広島、長崎の復興というか、立ち入り禁止が解除された
    (そもそも設定されたのだろうか?)のはいつ頃なんでしょうか?
    また土壌の洗浄などの処理は行われたんでしょうか?

    taka

  16.  広島において、市内立ち入り制限などは行なわれていません。被災直後から、救護活動のために、周辺地域の人員が広島市内に入っています。水道や鉄道の復旧は特に早く、3日後には市内路面電車が一部運転を再開しています。土壌洗浄などは特に行なわれていません。
     被爆直後、入市した軍その他の調査機関の科学者は、残留放射能の危険性について忠告したようですが、ごく一部の人にしか知らされず、多くの人が第二次放射能障害をうけることになりました。被爆後2週間くらいは、相当量の二次的放射能があったようです。
    ノースバーグ

  17. みなさん、いろいろと興味深い答えをありがとうございます。
    自分も図書館いって調べたんですけど、難しいですね。
    資料が少ないって感じです。

    もういちど、ありがとうございました。
    chacha


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